chef nao自己紹介から始めます♡

私は、外苑前にあるレストランJULIAのエグゼクティブシェフのnaoです。

2020年8月26日に38歳になる。

独立して8年。
料理歴8年。
シェフ歴8年。

そう。
私は30歳から【料理の道】を歩み出した。

シェフになる前…
私は大学卒業後、新宿にあるモダンスパニッシュ【小笠原伯爵邸】に勤務。
料理人でもサービスマンでもなく『PRアシスタント』が私のレストラン人としてのキャリアスタート。

一年後に系列店の【表参道bamboo】という一店舗のPRを任された。
雑誌やテレビの撮影アテンド、自社イベント企画運営、発信、集客、顧客情報管理など1人で1店舗のPRの仕事は多岐に渡り、毎日ハードに働いた。

いわゆる、私は
レストランの"現場"ではなく、
完全に"裏方"の人間でした。

レストランという場所が大好きで
レストランに恋していた私は
現場に立つ仲間達をとても尊敬していました。
だからこそ、PRという仕事が楽しくて仕方なかった。精一杯働いた!
ただ、PRの効果や私がやる意味、私がいる意味、
"私だからこその意味"に疑問を抱き始めた26歳。。。

そんな頃に、大学時代の先輩に沖縄のリゾートホテル新規開業のお話を戴いた。
一大決心をし転職。私は沖縄へ飛んだ。

沖縄に到着した初日に
『やっと来たか!待ってたぞ!!!』と
1番に声をかけてくれたのが
現・旦那ソムリエ本橋との出逢いだった。

本橋(当時33歳)は、このリゾートホテルの開業から携わるプロジェクトリーダーとして動きながら、九州・沖縄エリアにある何十店舗の統括指揮を任され、本橋の元にはスタッフが数百人もいるスーパー上司でした。
朝から全国各地のスタッフの皆と数分刻みのスケジュールでミーティングをし、社長と会議をし、お取引先様とのアポイントをこなし、スタッフの個人面談したり…とめちゃめちゃハードな毎日。

だけど、そんな中でも
"お客様"を1番に考え
いつも for customer の精神をもち
"現場"を1番に動いてくれていた。
どんなに忙しくても現場優先と
私達と共にレストランに立ち、レストランサービスを見せて伝えてくれた。

本橋さんのサービスは、
とても人間味があり、嘘がなく、お客様を敬いながら距離感を保ち、親しみがあり、ユーモアがある。
所作はスピーディーで美しい。
言葉にすると、
とてもチープなものになるが…
私はサービスマン本橋健一郎のサービスを体感し
"本物のサービス"ってこういうことなんだ!と感動した、あの夜を忘れない。 

このサービスを一人でも多くの方に体感して貰いたい!!!
そして、
本橋さんは、規律や枠を取っ払った場所で
もっと自由に
もっと大胆に、
もっともっと自分らしくいられるような舞台でサービスしたら
きっと、
もっともっと魅力を発揮するサービスマンになる!!

心からそう思った。

だから、
私は本橋さんに言いました。


『独立しよう』


この言葉が私達の独立のきっかけ。

そして。。。
『独立しよう』と言ったけど…
ソムリエ本橋はサービスマン。
レストランやるには、料理人が必要だ。
どうしよう。
そうだ!
私が料理人になればいい。

コレがchef nao誕生の瞬間だ。

そう。
独立しようと決めてから料理を始めた。
2012年30歳の夏。

料理の専門学校へ通ったことはない。
"有名店"と言われるレストランで働いたことなど一度もない。

独立して8年。
料理歴8年。
シェフ歴8年。

この数字の意味がココで分かっていただけただろう♡

とにかく、必死だった。
毎日勉強し、毎日チャレンジし、毎日反省する。
だけど、毎日努力する。
その積み重ねで、今の私がある。
8年前、泣きながらフライパンをふっていた私は今、ミシュランの星を目指している。
8年前には想像もしていなかった夢だ。
努力は必ず報われる、なんてことは思っていない。
だけど、
そう信じて目指す道を見つけた強さを感じてる。

一人のサービスマン・本橋健一郎に出逢い
自分の生きる道を見つけ
サービスマン・本橋健一郎に恥じぬ料理を出したくて努力している

chef naoって
そんな感じ♡笑

色んな部分、まだ書き足りてないから
またゆっくり書いていこうっと。

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