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就職・転職に悩む後輩ちゃんへ

コロナ渦でも毎日出社のOLだけど、訳あってしばらく在宅勤務をしていた。

電話も鳴らない、やっかいな人間関係もない、思っていたより快適だった。

最近では「リモートワークができる」を最優先に企業を選ぶ学生もいるらしい。納得かも。


さて、大学の後輩からこんなLINEがきた。


私も2019年5月に内定を貰ったが、8月頃まで就活を続けていた。


新卒ブランドの強さ、頑張ったのに希望が叶わない辛さ、3年前の自分を思い出した。


受験は団体戦。
就活は個人戦だ。
周りは次々と内定を勝ち取っていき、聞けば名だたる大手企業ばかりである。


しばらく悩んで、3つの解決策を送ってみた。


1.思いつくだけ企業を受けてみる

通常選考が終わっても、まだまだ採用をやっている会社は結構ある。
なぜなら、結構な会社が選考・内定辞退を受けて人員確保に苦戦しているからだ。

ちょっとでも気になるところを受けてみて、面接で自分の気持ちをぶつけてみる。

そうすれば、「あれ、実は内定もらってる業界・会社って私の希望ぴったり?」
なんて気づきもある。

考えうる選択肢を排除していくのだ。


2.プチ就業体験をしてみる

就活以外にも働くイメージをつける方法はある。

インターン、ワーホリ、ボランティアなど調べてみれば結構ある。

国家公務員で地方創生をする道が気になりだした私は「ふるさとワーキングホリデー」という国の制度を使って、2週間高知県で暮らしてみた。


その結果、私は公務員として制度や条例を設計より企業での実務に興味があるのだとわかり、いまは公務員ではないと頭を切り替えた。

知り合いには、内定が決まってから他の会社でインターンをして結果的にインターン先の会社に就職した人もいる。

実際に経験をしてみると案外気づきがある。


3.そのまま就職してみる

いまだから言えるが、働きだしたら考え方が変わったなんてざらにあるし、面白い生き方にたくさん出会って世界が広がる

企業に勤めながらカレー屋を経営している人もいれば、大手に入ったけど物足りなくなってベンチャーに転職する人もいるし、大学に7年いたけど起業して自由に働いている人もいる。ぱたっと退職して海外に行った先輩だっている。

就活生の頃想像しなかった道がたくさんある。

でも、そんな人普通に出会えない。
そんなときは「日本仕事百貨」「サイボウズ式」がおすすめ。

日本仕事百貨はちょっと変わった生き方・働き方がしたいんだよな〜という人に。

サイボウズ式はそもそも働くってどんな感じ?企業でもユニークな働き方ってできるの?という人に。


https://cybozu.co.jp


4.それでも、就活生に戻れるなら

とはいったけど、もう一度就活ができるなら間違いなく意識することは

「自分がありたい状態」を明確にしておく。

業界や企業体質で選ぶの勿論いいが、その業界・企業が合わなかった時に他の選択肢が考えづらくなる。

たとえば「若いうちに経営者目線が学べる状態」であれば、コンサル・銀行・外資系マーケなど見方が広がり、一度コンサルに就職してから事業会社に転職するか…みたいなキャリアプランも描きやすい。


ちょうど恩師とやり取りをしていて、はっと思い出したことがある。

「会社の外とつながりつづけること」
「いつもキャリアを考えること」

社会には面白い生き方をしている人がたくさんいる。世界を閉ざさなければ、憧れの生き方に出会えて近づけるようになる。

今の時代、1つの会社にこだわる必要はない。

面白い人や場所に出会えれば
どこかで縁がつながるものだ。



数日前に後輩から再び連絡が来た。


彼女なりの解を見つけてくれたようだ。

 

3年前の今頃、私も悩みに悩んでいた。でもあれだけ悩んだからこそキャリアの選択肢を広げることができたのだと思うし、いまの生活が結構気に入っている。


悩み、泣いて、時には寝られなくなる日があるかもしれない。そんな時に周りがくれた言葉は宝物になり、社会人になっても支えになる。

働くって意外と楽しいよ、後輩ちゃん。


Special Thanks!
後輩ちゃん、恩師、転職アドバイザーさん、キャリアコンサルタントさん、森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」


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ななみ
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