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登山と途上国駐在の相関性 横浜より

アンドレさん、りなちゃん

イラクはアルビルより素敵なnoteをありがとうございます。
牧野アンドレさん、お名前をいろいろな場所で見聞きしたことがありましたが、りなちゃんと同じ地元(しかも小学校が一緒!)なんですね。この業界は狭いとは言うけれど、そういう出自が同じ系の友人って歳を重ねるにつれて減ることはあってもなかなか増えないので、ヨルダンでの出会い、とても素敵です!

「山の他に友はなし」の格言を持つクルド人のみなさんとのエピソードも、とても興味深く読みました。礼儀正しいホスピタリティの心、そういう人々に出会うのはこの現代でもやっぱり、実際にその場に行かないと感じられないものですよね。4000m級の山々を見ながらのピクニックにも心惹かれ、一気にクルド人地区への興味がむくむく湧きあがりました。写真も素敵すぎる!

厳しい環境でのご活動、特にこの感染症も心配な情勢で大変なことも多いと思いますが、くれぐれもお体にお気を付けくださいね。

⛰⛰⛰

ところで私も山が好きで、今日本にいると周り山だらけで行きたい山ばかりだから、最近ちょくちょく登っています。

そこでよく思うのが、駐在生活(主に私が経験してきた開発援助関連の駐在)と、登山の相関性です。
その相関は強いとは前から思っていて、たとえば

1) 限られた物でなんとかすること。荷物の軽量化と工夫が大切!途上国での地方出張はアウトドアグッズ大活躍だし。(停電対策のヘッドライト、ダニ対策のインナーシュラフ、食べるものがない時のアルファ米etc.)
2) 渦中はやはり一定の緊張感や我慢があるしそれが楽しさではあるけど、下山(帰国)して気が緩むのも楽しみなこと。
3) めちゃ汗かく(暑い国多し)
4) ネットに頼れない!これは大きい。それに関連して、準備&計画が道迷いしないために不可欠であることとか。
5) 山小屋のビールも、スーパーで稀に売ってる海外のアイスも、高いなあ(理由がある)と思いながら「次はないかもだから」と買っちゃうこと。
6) なんだか土まみれになること。

同時に駐在生活と大きく異なるのは、まさにりなちゃんが登山の良さについて前にTwitterで呟いていたこの点。

スクリーンショット (3)


これこそが登山の醍醐味というのは本当にその通りで、同時にこれ(緊張を乗り越えホッとして強くなった気になれるまで)がこんなに尊いのは、途上国での勤務でこれを(少なくとも短期間には)味わえることってほぼないからだと思ったのでした。

登っても登っても着かない…本当に頂上があるのか?むしろ道これで合ってる?ってなり続ける。

りなちゃんの登山考もぜひ。

やすこ

P.S. 写真は先日、金峰山に登った時に見た夜明けの富士山です。

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