おとなになる、はなし。
わたし、ずーーーっと子どもでいたいんです。
おばちゃんになっても、おばあちゃんになってもブランコ漕いではしゃぎたいし。
自分の好きな服を着て、友達と集まって公園で内緒話するみたいな。
そういうピカピカのおもちゃの宝石みたいなものを、じんわり大事に持っておくようなコドモオトナでいたいんです。
小さい頃から「大人っぽくて真面目でいい子」って言われてきました。
大人になっても「歳の割に大人で真面目でいい子」って言われてきました。
服汚すのに躊躇うような真面目ないい子ちゃんじゃなくて
公園で服汚してどろだらけになりながらぴっかぴかの笑顔振りまく子になりたい。なりたかった、んだと思います。
多分これを受け入れて、周りから見られる私とこうでありたい私を区別できるようになったのが、私が大人になった証拠なんだと思うんです。
付き合いの深い人には、ゆっくりですがこうでありたい私のまま、自分の自分たるものを見せて受け入れてもらえています。
でも、世間から見られる私に準じている私も好きです。
夜中に脳みそトロトロの5歳児のような会話をしていても、前日にアホになってベロベロに酔っ払って泣いたり笑ったりしていても、仕事があればキリッとシュッと「お世話になっております」なんてサラッと言えちゃう。
ああ、大人になったんだな、私。
一抹の寂しさと、なんとなく誇らしくて照れ臭いような色んな感情になる25歳です。
仕事、趣味、恋愛、人間関係
いろんなことに悩んで、悩みすぎて熱出したりもして、喜怒哀楽だけでおさまらないたくさんの気持ちを巻き取って積み重ねてバームクーヘンみたいにして今日があります。
つまらない大人にはなりたくないから、明日も仕事ができるスーパー天才ベイビーの気持ちで、一生コドモでい続けようと思う今日なのでした。
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