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小さなスペースでも野菜の森ができる

微生物の力を生かした畝の作り方

今までの考え方で頭でっかちになっていると受け入れにくいことなのかもしれません。
実際に植物がわさわさと茂っている姿を見せてもらうと納得します。
畝の作る方も、雨を貯めるようにいかり肩の畝を作ります。
土の中には微生物がいるので、水を貯めていることができる。
そして畝の肩の部分にはじゃがいもがぎっしりと植えられています。

よその畑ではじゃがいもをメインに植えているのに対して、種が大きくて植えやすい植物というのを脇に植えます。
そして幅の広い畝を作り、四列で植物が植えられるようになっています。

窒素循環も微生物のちから

植物は、窒素をそのまま栄養素として取り込むことができません。
窒素循環により、大気中の窒素は微生物(根粒菌や放線菌)のちからによってアンモニア態窒素になります。
さらに硝化菌という生物によって、硝酸態窒素という形態にされます。
硝酸態窒素は、土壌中にある微量金属と結合して、結晶します。 この結晶を硝酸塩といい、結晶が液体に溶けたものを硝酸イオンといいます。
植物は、硝酸イオンになって初めて、 水と一緒に根から吸収することができるのです。 吸収された硝酸イオンは、体内の酵素や光合成の働きによって、生長に必要なアミノ酸やタンパク質に合成されていきます。


根粒菌はマメ科の植物につく固定能力

そのような理由でマメ科の植物を植えます。
マメ科の植物は吸いながら育ちます。
空気中の窒素を入れるので、土に窒素を戻す役割をします。
土を痩せさせないで、身体をつることができます。
大豆、枝豆、マメ科の植物を植えましょう。
根が細いので、土のちからがプラスマイナスゼロである。

野菜の森づくりがはじまります。



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