語りかけて

別に語りたいこともない。
でもなんか書きたいから。
自分のことじゃない、
人のことでもない、
思っていることでもない、
なんか。
なにもでてこない。
それでいいのか
後でこの部分だけ消せばいいか。
よくわからない
はやくねたほうがいいのに。
なんのためにかいてるんだっけ?
なんでかいてるんだっけ?
べつにかきたくないのにかいてるんだっけ?
はやくねたいからかいてるんだっけ?
ねむれないよるだからかいてるんだっけ?
この場所は俺にとって洗濯した服を着て話し始める舞台だっけ?
別に書きたいことも無いのに書くことが許されてるんだっけ?
やることがないのにこんな場所にいるのはどうして?
暇なの?
やることないの?
退屈なの?
寝れないの?
他にやることないの?
こんなところで書きたそうでもない文章を書くこと以外?
書きたい文章ってなんだっけ?
覚えてなさげだよね。
あたまがいたくない。
さっきまで疲れてたけどつかれてない
眠らなきゃいけないのにねむくない
ねむくないのに寝る方法があればいいのに。
考えられる間は考えているだけ、考えられなくなったらさっさと手放せばいいだけなのに。
俺は主張が薄いんだな。
別に語りたいことなんて、言いたいことなんて、伝えたいことなんて何もなかったような気がする。
いいたいからいっているだけ。
それをわざわざみせるひつようがないだけ
いや、いまの俺がおもしろくないだけ?
たぶんつまんないだけ。
どっちも俺のこと。俺がおもしろがれないし、おれがつまらないとしか感じられないだけ。
罪悪感みたいなものかも。
ぶんのくせ。べつに。
人間のふりができなかった罰
べつにそこまで自罰的ではない
ただうまくいかせられなかっただけ。
怠惰の責任をとっているだけ、罪悪感で。
罪悪感で許されようとしている。
こういう文章を書くには、自分を許さなければいけない。
書いてしまったんだからとえいやする勇気がたいせつ。
さいしょはかきたくなさげだったのに、かいたらみせなきゃもったいない、と。
結局あとでよむのはじぶんなのにね。
自分を許すってことは手を付いてしゃがんで丸まりこむしかない。
自分すごい自分をいったんカメになってへいずりこまなければいけない。
じいしきを地面の高さまでしゃがませなきゃいけない。
じぶんはこんなことを書いてもいいくらいくだらないにんげんなんだと思わなくちゃいけない。
いちばんくだらないからこんなことしか書けないやらなきゃいけない。
日が沈むからハードルは下がる。影も低くなる。
逆に自信のあるときは自信のある文章を書ける。自信をもって見せれる。
そんなやつがどっちもあるのが、これ。
じぶんの文章を読み返すと、書いた覚えがある。他人事。
すごいなーと思う。
じぶんじぶんじぶん。
自分を表す語彙を使わずに会話することはできないらしい。いつもやろうとするのだがいつも失敗する。
こんなぶんしょうをかいているから。
頭がおかしくなる?夜だから。
どうせ変われるはずないさ、夜に。(DAYBREAK FRONTLINEの空耳)
恥ずかしさもあるけど、こんなことばっかり書いていたような気もする。
懐かしい。
寝るための儀式。
読む人しか読まないから。
おすすめ。
おやすみ。

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