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三浦海岸で想いを寄せる 10回目の18日

すっかり三浦春馬さんを語るブログになっていますが、X JAPANファン歴32年です。先日、5月2日はhideさんが旅立ってから23回目の命日でした。

この10か月、「可哀そう」と言われることもありましたが、そうとは思っていません。でもまあ、なかなか貴重な経験ではありますね。

今日の話題は読むのが辛い方もいれば、賛成できない方もいるだろうな、と思って書くのを控えていたことです。まだ受け入れられない方、辛い方はこの先読まないでくださいね。

報道に心痛める方が一人でも視点を変えるきっかけになってくれたら嬉しく思います。

  💛

結婚したら義父方のお墓が、hideさんのお墓と同じ場所にありました。
親戚中で一番近く、車ならドライブにちょうど良い距離なので、浜辺でのリラックスも兼ねて、ほぼ毎月お墓まいりに来ています。

お掃除やお花の手入れにいらしたhideさんのお母様や関係者の方とお会いし、お話させて頂いたことも何度かあります。
「初めて来ました」というファンの方と居合わせれば、「お花のゴムは外してくださいね」とか「お線香ありますよ、1人1本でお願いしますね」なんてご案内したり。最近はご近所さん気分です。

毎年、GWは私の実家に帰省するのですが、昨年から自粛で帰省を控えているので、一番近いこちらで全てのご先祖さまに想いを寄せることにしています。どこにいても、思いは通じますからね。

hideさんの事務所からは「感染防止のため、GW中のお墓参りは控えてください」と案内が出ていましたが、ご先祖さまもいるので、すみませんね、、、と思いながらhideさんのお墓にも行ってきました。

なんと、黒服のスタッフさん数名が警備のためにいらっしゃいました。
お話ししたら、毎年命日前後は警備されているとのこと。


数年間、平日休日関係なく夫と都合の合う時に来ていますが、いつもhideさんのお墓はお花でいっぱいです。

お花は傷みやすいので、週に2回、ご家族や親戚の他、ご縁ある方が交代でお花の手入れとお墓のお掃除にいらしているそうです。炎天下の真夏も、極寒の真冬も、お花の傷んだ部分を切って水をかえて、と、結構な手間と時間がかかります。

命日前後のGWや12月のお誕生日近くは特にお花で溢れ、すぐに置ききれなくなるので、終日スタッフさんが交代でいらして、溢れたお花は車で実家や親戚の家に運んでいます。数年前から「手入れが大変なのでお花は1人1本」という約束事ができましたが、ネットを見ていない方も当然いらっしゃるので100%周知は難しく、すぐにお花で溢れます。

ファンのお花なら嬉しい悩みですが、数年前にはお墓が荒らされたこともありました。尾崎豊さんのお墓も同様のことがあり、今は鍵がかかっていて柵の前でお参りしているそうです。

お墓参りに行って近くで感じたい、というファン心理も十分わかりますし(私も行ってますし)、来てもらえることは幸せなことだと思いますが、この管理の大変さはどうしたものでしょう。


お墓のあり方そのものを考える時かも、と、ここしばらく考えていました。

私の両親も、夫の両親も長男でなく分家で、もしどちらかが亡くなったら新しくお墓を建てるのだと思います。そのお墓は私たちが手入れをするとして、では、私たちが亡くなったあと、子供のいない我が家では、継ぐ人がいなくなったお墓は誰がお参りしたり手入れをするのでしょう?

私の骨は、箱根の山に返すか、海に散骨でもいいかな、などと思う今日この頃。


多分、「もうすぐ一年」となれば、春馬くんのお墓話題も出されて、お墓がないことを嘆く方も多くいらっしゃると思います。
その気持ちもわかりますが、個人的にはお墓はなくてもいいんじゃないか?お母様の気持ちが済むまで持っていて、その後、お墓に納骨したとしても公表しなくても良いのではないかな?と思っています。

土浦セントラルシネマズさんが毎日春馬くんの映画を上映してくれているようですね。震災後の建物復旧もできず、クラウドファンディングをされていたこともあるようですが、平日も毎日春馬くん作品を上映して、監督を呼んでのトークショーなども企画してくださっているそう。
土浦セントラルシネマズさんが既に記念館じゃないですか!

土浦まで行けなくとも、ドリパスなど過去作品を上映してくれている映画館は十分にイベント会場。今までも縁ある映画館で、春馬くんを想って活動してくれている方にも恩返しができて、一緒に想いを寄せることが出来るのが一番良いのではないかと思います。

私の場合、三浦霊園でご先祖さまとhideさんにご挨拶の後、三浦海岸で春馬くんを想うのが9月4日以降の毎月の恒例行事。たまに、近所の乗馬クラブのお馬さんが遊びに来ていると、なんだかとても嬉しくなります。

空を見上げて、でも、海を眺めて、でも、思い出すだけで気持ちは届く、と言いますから、これからの時代は形に拘らなくても良いのではないかと思います。


10回目の18日。
春馬くんを想う方々と、春馬くんが、穏やかで幸せでありますように。


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