大津神社(飛騨神岡)
先神事(まずしんじ)
大津神社の本殿に入るとすぐ上のところに飾ってありますが、なによりもまず神事が先で、他のことはその後だよ。ということらしいです。當番になって初めて教えていただき、神社に参集したときは諸先輩方への挨拶よりも必ず先に二礼二拍手一礼でした。
ということで文章の書き出しも、先神事。
2021年の神岡祭りは中止
4月の第4土曜日は神岡町内にある大津神社、白山神社、朝浦八幡宮の2社1宮が同時に開催する神岡祭りなのですが、2021年4月24日(土)の本日。コロナの影響で中止となりました。
朝起きると、中止とはわかっているのに天気が気になったり、遠くから音が聞こえるんじゃ無いかと耳をすましてみたり、なんとなくソワソワしますよね。お祭りの空気感ってやっぱりいつもと違って、みんながその同じ感覚を共有してるのが伝わってきます。
今回それぞれ神社において神事は行われましたが行列は中止。唯一大津神社では御神輿の巡幸があり、本町と川西ポケットパークにて祭事が行われ、たまたまお昼過ぎに見に行ったら、ちょうど自分の町内のタイミングだったので、少し離れた後ろの方でありがたく参加することができました。
2年前は大津神社第171代の當番をさせていただいたのですが雨で中止。昨年もコロナ蔓延で、これで3年連続でお祭りができていません。
當番を経験して神事やお祭りに触れたことで、その伝統と歴史を維持していくことの大変さを知りましたが、こうやってお祭りができていないと、次ちゃんとできるのか不安にもなりますね。
大津神社
夕方になって、ふらっと大津神社に行ってきました。いつもならこの時間だと町のあちこちから聞こえる笛や太鼓、金の音で賑やかなのですが、もちろん音は聞こえず、境内には人もいなかったです。寂しい。
子どもの頃は、とにかく何かあれば大津神社に来て遊んでいたなぁと思い出しました。
境内のこの広場では、
プラスチックのバットとボールでバットベースして松の木にボールぶつけてましたねww
右の端っこの木が1累ベースで、打っては走って松の木にタッチ。そして戻ってくる感じでしたかね。
池まで届くとホームランなんだけれど、僕が届いたことはなくて、先輩やら友達が届いた話を聞いては凄いなーって言ってた気がします。
そしてこちらのメインの参道や、
こっちの裏道の方では、
冬になるとミニスキーで滑ってましたwww
バチ当たりかw
この裏道から入った先には以前は福祉会館があって、子ども会なんかで使わせてもらってましたが、さらに昔は結婚式とかもあったみたい。
今では、こんな感じで広場になっています。
少し草が生えちゃってるこの福祉会館跡地の広場は、さらに前は、船津劇場(大正座)とかあっていわゆる民衆が演芸や映画を楽しむ場所で、建物の前あたりには一間四方のとある(いわゆるアレ系の、いま宮川で流行ってる系の)祠があって参拝する人が跡をたたなかったらしい(後述)ので、人が集まる場所として、現代風に全面芝生にして憩いの場にしちゃったら面白いなーと思ったり。
すぐ上の社務所からの景色も素晴らしいし、
なんだかみんなで使うことを考えるとポテンシャル高いなーと思った次第。
人がいない神社も素敵ですが、もともと人が沢山いた大津神社だったわけで、であればそういうのも良いなぁと思ったりしています。
大津神社の例大祭(神岡祭り)
大津神社のお祭りといえば、studiotoshi 吉木監督が撮られたこちらの動画2つをご紹介。こちらをご覧いただければ大津神社の例大祭が感じられます。
昼間の渡御バージョンと夜の還御バージョンがあります。
2018年なので僕が副當番だったときのお祭りなんですが、、、あーなんだろ。當番めちゃめちゃ大変だったんだけれど、今見るとなんかやっぱお祭りしたいなーって思いますね。
来年こそコロナ退散。楽しい祭りがしたい!!
※文中にて後述と書いたところですが、大津神社の歴史というか資料についてはこちらの2冊がおすすめです。
○ 大津神社誌(昭和51年発行)
○ 大津神社のあれこれ(平成22年発行)
飛騨市神岡図書館にありますので、ぜひご覧ください。
2021/4/27 12:46 追記
今年の動画がアップされました。ジーンときます。
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