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SEL55F18Zを購入したので紹介する

去年の2月にα7IIを購入し、同時にキットレンズであるSEL2870も購入。その後、SIGMAの大三元レンズを購入してからはずっとこの一本で撮影をしていた。

α7IIもこのレンズも他の製品と比べると軽量と言われているものの、合わせると重量は1kg程度になり、普段スマホしか手に持たない現代人にとっては重く感じる。
ちょっとした散歩や気軽に持ち出して撮影をしたいが、1kgの物体を持ち運ぶと考えると少し躊躇してしまう(それでも最後は持っていくが)。

そこで、もう少し小さくて軽いレンズが欲しいと思いSEL55F18Zを購入したので紹介する。

SEL55F18Z

SEL55F18Zという名前からわかる通り、フルサイズ用の焦点距離55mm、開放絞り値F1.8の単焦点レンズだ。末尾のZはZeiss(ツァイス)のレンズであることを表している。

特徴

このレンズの特徴を挙げるとこんな感じ。

  • F値が1.8で明るい

  • 重さが281gと軽い

  • 最短撮影距離が長くて寄れない

唯一の弱点が寄れないことではあるものの、F値が明るくてコンパクトなレンズだから持ち運びに適していると言える。

外観

まずは外観から見ていこう。

ソニーのレンズの外箱はとても派手なオレンジ色だ。落ち着いたSIGMAの外箱と違ってかなり目立つ。

中身を取り出すとレンズポーチが出てきた。どうやらこの中にレンズが入っているようだ。ただし使う機会はあまりなさそう。

レンズの外観。マウント部とほぼ変わらない細めの筐体。SIGMAの大三元レンズと比べるとかなり小さく感じる。筐体は金属製で質感が良く、触るとひんやりする。
また、真っ黒なボディにZEISSの青いロゴがいいアクセントだ。

こちらがレンズフード。レンズ本体と同じように一部に金属が使用されていて、レンズの見た目を損なわず統一感があっていい。

しかしこのレンズフード、見た目は悪くないのにレンズに装着すると結構な長さになって、レンズのメリットであるコンパクトさが損なわれてしまう。

このように、レンズフードを装着していない状態であればとてもコンパクトだ。

しかし、レンズフードを装着するだけでレンズのみの状態より1.5倍くらいの長さになってしまうので、だいぶ変わってしまうことがわかる。

レンズフードには余計な光が入り込まないようにしたり、レンズ本体を守ったりする役目があるので基本的にはつけたほうが良いに決まっているけど、ここまで変わるなら散歩など気軽に持ち出すようなときにはレンズフードをつけずに持っていきたいと思った。

作例

SEL55F18Zを使った感想

SEL55F18Zを初めての単焦点レンズとして購入してとても満足している。軽量でコンパクトなのに写りがとても良くて、こんなレンズが楽に持ち運びできるのはとても強いと感じた。
SIGMAのレンズで撮った写真と比べてSEL55F18Zで撮った写真は「なんか違うな」と思う絵に見えて新鮮に感じたし、このレンズでもっと写真を撮りたいとモチベーション向上にもつながった。

しかし1つ残念なのが最短撮影距離が長いこと。4枚目の写真は腕を目一杯伸ばしてギリギリの状態で撮影できた。例えば料理のテーブルフォトを撮るにしても、席から立ち上がって撮る必要があって変な人になってしまうので、そこだけが惜しいと思う。

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