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【POSIWILL体験記②】2回目面談〜辛かった経験からも強みが生まれる〜

【面談2回目】インナーチャイルドワーク

2回目の面談は、「『本当の自分』がわかる心理学」の内容を用いたインナーチャイルドワーク。
この本では、自分のネガティブな側面である「影子」やポジティブな側面である「日向子」、理性的な「大人の自分」についての解説が書かれている。

事前に作成した「影子のワーク」をもとに、幼少期の経験を振り返り、昇華するという作業。加えて、経験を通じて培われた強みや弱みを分析した。

(私の幼少期)
私は、神経質で威圧的な父と、その父に従う優柔不断な母の間で育った。常に家の中では、家族皆が父の顔色をうかがって生活していた。
その中で、「家族の雰囲気が暗くならないように無邪気に明るく振舞うこと」が私の役目だった。

私は昔から嫌なことがあると「あんな家庭に生まれたから自分はこんな人間になってしまったんだ。」「他の家に生まれたかった…。」と考える癖があった。かなり捻くれた性格だ。

こういった幼少期から、「自分には価値がない」「常に人の目を気にしていなければならない」「周りの人の機嫌を損ねてはならない」といった思考の癖が身についた。

ただ、歳を重ねるごとに、親の大変さも理解できるようになったし、自分自身のマイナスな感情も少しずつコントロールできるようになってきたので、昔ほど親を怨む感情はなくなった。

ちなみに、大人になってからこの気持ちを両親にぶつけたこともある(あまり同じような人はいないかもしれない)。

こういった経過から、自分にとって幼少期の体験は、「プラスに捉えることはできないが、昇華している経験」とさえ思っていた。

しかし、ワークを通じて、改めて幼いころの自分に寄り添い、声をかけてあげることで、当時の自分を優しく包み込んであげるとともに、認めてあげることができたと感じた。

辛かった経験からも強みが生まれる

インナーチャイルドワークは、自分の気持ちを昇華することが目的ではあるが、志濃さんはワークを通じて、私の強みを導き出してくださった。

・仲介役
・俯瞰してものを見ることができる
・視座が高い
・関係性や空気を感じる力がある

こうやってネガティブな経験からも強みを見つけてもらい、言語化していただいたことは単純に嬉しかった。ただの辛い経験で終わることなく、プラス要素が加わることで、より次に繋げることができると実感した。

思考の癖を認識、方向性を定める

<インナーチャイルドワークを通じて整理した私の思考の歪み>
・自分がこの場を何とかしなきゃ、という責任を負う思考の癖がある
・相手からみた正解を探してしまう=他人軸思考
・ふさわしい発言や振る舞いができないと無力感を感じ、自己否定に走る。

※俯瞰しているはずなのに、マイナスに目がいきやすいのはなぜか。
⇒幼少期の頃から、マイナスに反応する筋肉が鍛えられすぎたから。

<今後の方向性>
・他人の期待をキャッチしすぎてしまう傾向を自覚する
・自分はどうしたいのか?というフィルターを通すよう意識する
・そのうえで、フラットに自分の選択を行い軌道修正できるとよい。

2回目の面談を通じて、自分の課題をより明確化できたと感じた。

妨害者ワーク

順番は前後するが、1回目の面談の後「妨害者ワーク」という課題が出された。
自分の思考の性質を把握するためのワークで、簡単な診断を受けたうえで、主な思考の癖(9種類)ごとに分類し、日常的に起きる出来事について客観的に分析するというものだった。
診断の結果、私の場合「こわがり、犠牲者、優等生」の3つの心の妨害者が強いことが分かった。

仕事から離れているため、日常でどんな妨害者が出てくるのだろうと思っていたが、主に夫や子供に対して「犠牲者」が出現することがわかった。

その都度、もやもやした出来事の詳細やその時の正直な気持ちを記録し、見える化することで、「一週間前と同じ思考の癖がまた出現しているな…」「疲れたときにこの妨害者が出やすいな…」など、より自分の思考の傾向を把握し、対策が立てられることに気づいた。

また、賢者の思考(どうやったら楽に考えることができるか)を同時に考えることで、嫌な気持ちを引きずらず、比較的早く切り替えることができるようになった。







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