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痛々しい恋の話(実話)

私は結婚経験があるのですが、
というか( ´ㅁ` ;)
初めてお付き合いした人と結婚したのですが、碌な思い出はありません。

当時私は、仕事をしていたのですが、だんだんと家庭環境のせいで心が蝕まれて、ついに限界が来てしまい、高熱が一か月間で続けるという状況に追いやられ、働けなくなった役立たずになった私はついに家から追い出されることになりました。

その時、拾ってくれた人が元夫です。
その人は歯磨きしないので歯はボロボロ、髪の毛ぼさぼさ、お風呂も入らない上に、部屋は汚い。
それでもあの頃の私にとっては救いの神でした。

元夫のところに来てからも、過呼吸発作は続き、発作が起こるたび元夫は背中を撫でてくれました。
私は過呼吸発作が起こるたび、殴られるのが当たり前の環境で育ってきたので、よく泣きながら「どうしてそんなに優しくしてくれるの」と聞いて彼に泣きついていました。

彼はそんな私に「今までどんな環境にいたんだよ」と半ばあきれながら笑って慰めてくれました。

そう、ここまではよかったのです(´◉ᾥ◉`)

彼はダメ人間でした。
仕事をすればどこかしら、女をひっかけてきて浮気に走ります。
浮気に走るぐらいならまだいいのです。
浮気するわ、生活費いれないわ、気に入らないことがあると最長6時間、私がいかにブサイクで女性としての魅力がないかを延々と語りだすのです。

時には早朝4時まで(´◉ᾥ◉`)
ノイローゼになりそうでした。
それでも彼のお昼ご飯を作ってから仕事に行きます。
そうしてもご飯を残し、言うのです。
「お前のせいで俺はどんどん痩せる」と。

私の愛情は空振り状態でした。
彼は精神的に病を患ってたのですが、病院嫌いで連れていくたび20分の道のりを2時間座り込んだり、暴言を吐かれながら、連行するのです(´◉ᾥ◉`)
気が狂いそうでした。
そしてついたらついたで、私がいかに不出来で、ブサイクで、ダメな妻かを先生に語りだし、先生ですら「奥さん別れた方がいいですよ」という始末。

でも私は彼に恩義もあったし、せめて彼に少しでもお金が入ってくる環境を作ってから離婚しようと、障害年金が申し込んでから離婚しようと頑張っていたのです。
思いやりのつもりでした。

でも浮気相手さんに本気になってしまって、あたりがどんどんきつくなって
泣きながら「もうやめて」と叫んだこともあります。
もう聞きたくなかったんです。浮気相手さんとの情事のことさえ、報告してくるような頭おかしい人になってしまって。

それぐらいになって、別の浮気相手(浮気相手さんが何人いたかは知らないのですが( ´ㅁ` ;)さんが妊娠して、ちょっとしたいざこざがあって、私はガラスでケガをしました。
骨が見えるほどの大けがで、30針は縫わないといけない。と医者に言われ、がくぶるしながら、おとなしく縫われていました。

その時にも「お前がブサイクじゃなければ、そんな怪我しなかったのに」と言われて、ああ、もうだめだ。この人といたら破滅する( ´ㅁ` ;)
と思い本格的に離婚に向けて話し合いをすることにしました。

まぁ、そこから離婚は一瞬でしたが、なにぶんこちらはケガをしてますし、暴れられたら、どうしようもないので、口座のお金は全部とられましたし、
家族に頼ろうにも、家族は「お前が野垂れ人でもお母さん困らない。死ぬなら勝手に死ねばいいやん」とのことで( ´ㅁ` ;)

初めて生活保護に頼るというとんでもないことになってしまいました。
その後も、受けた心の傷が深すぎたのか、
男性不振になり、誰かとお付き合いする度記憶がフラッシュバックして嘔吐するなどを繰り返して、今になってようやく落ち着いてきたぐらいです。

離婚してから7年でようやくです( ´ㅁ` ;)
今はほっとして飼い猫たちと幸せなラブラブ生活を送っていますが、
本当、愛別離苦からこの流れで、私が幸せを感じている時間なんて、ほぼほぼないですし、よく言われるのが「こんな人生でよく自殺せずに済んでいるな」なんですが、私実は結婚してた時に、一度だけ自殺未遂をしているんですよね( ´ㅁ` ;)

インフルエンザにかかったときに、浮気相手さんとお電話するので、でていていけと、追い出され高熱でうなされながら、公園で泣いたときにもういいか(꒪⌓꒪)と限界が来てしまって。

家にあった薬を見境なく飲んで、バケツいっぱいぐらい吐いて痙攣して倒れていたら元夫に「こんなことして、俺や浮気相手が心に傷でも負って自殺したらどう責任とるつもりなんだ」と笑いながら、テレビ電話中継されまして( ´ㅁ` ;)

ああ、昔と一緒だ。
悲しいことがあるたび、いっつも見放されるんだ。こんな奴らのために死ぬのは馬鹿らしい。
と変な風にふりきってしまって、そこからたぶん私は心の底から、人のことを信じてないのかもしれません。

まぁ、それでも優しい人は優しいし、
幸せにしてくれる存在もいるし、困ることはないんですがね( ´ㅁ` ;)

でも我ながら、地獄のような人生だなって思います。
その後、親友もできたし、幸せなことも多少はあったので、何も不満はありませんけど、今でも夢に見てストレスで嘔吐を繰り返すなんてこといっぱいありますから。

半分、人生なんてそんなものだと無理やり納得してますよ。
きっと最後にひよばあが迎えに来てくれたら、それだけでいいって思ってるから救われる部分もあるんでしょうし。

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