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先送りになる投稿…

書きたいことは頭にあるのに、なかなか書き出すことができない!
書き始めても、いつまでも完成しない!
前の投稿から何日経ってるんだ!?

そんなあなたは私の仲間です。
安心してください。あなただけじゃありません。

私は「なぜそんなことになるのか?」を考えてみました。
仲間の話を少し聞いてくれませんか…


自己紹介を書いてみた

私は先日、念願のnoteデビューを果たしました。
自分が物書きをして、それを投稿し、誰かに見てもらう日が来るなんて思ってもいませんでした。

初投稿の内容は、無難に自己紹介。
私がどんな人物で、これから何を書こうと思っているのかを書きました。

noteを書いている時間は、とても楽しかったです。
楽しすぎました。

 やってみたかったことができている喜び

 誰かに自分の作品が届くことへの興奮

 物書きをしている新たな自分への酔い

アドレナリンと共にどんどん書き進めることができました。
文字通りノンストップで。

書き終わった達成感は凄まじかったです。
自分が誇らしくもありました。

 書けた!

 自分の満足いくものができあがった!

 世の中に自分の作品が1つ生まれた!

真っ白なパズルのラスト1ピースを入れた瞬間以上の達成感。

うおぉぉぉぉ!

心から「書いてみて良かった!」と思っています。


2.やるやる詐欺常習犯

問題はここからでした。


初投稿をするまでは、
noteに書きたいことが山ほどありました。

自己紹介を書いた後は、あれを書いてこれを書いて…

頭の中にも、noteの下書きにも
まだまだたくさんアイデアが残っています。

でも致命的な問題が…




書き始める気力が湧かない。

ほぇ~~~

あんなに書きたかったはずなのに、
なかなか手をつけられない。
やる気を出していざ書き始めても、最後まで書ききれない。

こうして自分を裏切るのが私です。

 おい!どうした!
 あんなにワクワクしていたじゃないか!
 書きたかったんじゃなかったのか!?

今私のnoteには、作成途中で放置されているものやタイトルだけの下書きが30個以上あります。(この子達が世に出るのはいつになることやら…)

アメトーークで『なんでも中途半端芸人』があったなら、ぜひ私を呼ぶべきだ。たまにある芸人以外の枠(俳優さんとかが多いかな?)で呼んでほしい。


自分に裏切られるのは何度目だろうか。

いつもこうだ。
やるやる詐欺の常習犯。

「これをやろう!」と思いついたときは、
やる気に満ち溢れているのに、いざ取り掛かろうとするとなんだかやる気が出ない。
実際に取り掛かってみても、最後までやり切ることができない。

情けない…


でもあなたは思うかもしれない。

いやいや、この記事を書けてるじゃないか!


痛いところを突かれちゃいましたね。

そうなんですよ。
なぜか書けちゃってるんです。笑
どうしてでしょう?
不思議だ…

この理由が分かれば、
これからnoteを書き続けられるかもしれない。
やるやる詐欺から足を洗えるかもしれない。

と言うことで、ここからは
この記事が書けている理由をちょっと考えてみることにします。


3.気持ちの消費期限

メモに記されたアイデアは、
考えた当時の形のまま残っています

1つ例を挙げます。

突然ですが、みなさんは次のようなメモを見たらどんなnoteを書きますか?

恐らく多くの人が、
「サグラダファミリアで感動した時の話を書こう!」と思い、当時を思い出しながら書き始めるでしょう。


上のメモは、以前私がサグラダファミリアを観て感動した時に、「あとでサグラダファミリアを観て感動した時の話を書こう!」と思い、メモに残したはずです。

『サグラダファミリアを見て感動した』という情報は、当時のメモから増減なく、当時の形のまま保存されています。

そのため、メモを見た私は、
「あー、そういえばサグラダファミリアを見て感動したなぁ」と思い出し、メモを書いた時の思惑通り、みなさんがメモを見て考えたのと同様、サグラダファミリアを観て感動した時の話を書き始めるのです。
(サグラダファミリアを観て感動した話って何回言うねん…笑)
そして、どんなことがあったか具体的なエピソードを加筆していくことでしょう。

 スペインに向かう機内の様子。
 スペインで出会った人の話。
 サグラダファミリアの建築美。etc…

こういったことは、割とすらすら書ける気がします。
『サグラダファミリアを見て感動した』を幹に、枝分かれのように情報を広げて思い出すだけですから。

ただ、情報を並べただけのエッセイはつまらない
極端に言えばこんな感じ
↓↓↓

***
私はスペインにサグラダファミリアを観に行き、とても感動しました。
訪れたのは12歳の春です。
成田空港を出発し、ドバイを経由して行きました。
スペインに着いたら、すぐにホテルへ向かいました。
サッカーの遠征で行ったため、次の日からのトレーニングを準備をするためです。

***

つまらん!何もワクワクせん!
続きが気にならないでしょう?笑

では、次のような文章はどうでしょうか?

***
ー未完のままでいて欲しい。

12歳の春。
サグラダファミリアを前にして、
私は初めて、人生が美しいことを知った。

3月上旬、私は成田空港にいた。
小学一年生が背負う大きなランドセルのような、大袈裟な荷物を私は背負っていた。
背中に感じるかつてない重量に、これから始まる旅への期待を膨らませた。

***

読んでいてワクワクしませんか?
続きが気になりませんか?
(そう思わなかったらごめんなさい…)

作者のリアルな感情が乗ってはじめて
エッセイは読者を魅了し、引き込みます。


でも、残念ながらメモには
その時の感情(『生の感情』とでも言うのでしょうか)はそのまま保存されていません

情報は思い出せても、
感情まではわからない。

「感動したこと」は思い出せても、
「感動の程度」まではわからない。

あの時の感情と全く同じ感情にはなれない。
エッセイを書く瞬間に、あの時のような感動を胸に抱くことはできない。

『生の感情』が、メモの情報から抜けてしまっているのです。
数日ぶりに開けたコーラの炭酸が抜けてしまっているように。

感情は保存が効きません。

仮に、その時の感情を後で再現できるように
「これくらい怒ってた!」
「これくらい悲しかった!」
と、メモしていてもあまり効果はないでしょう。
『コーラも開けたらすぐ飲む。』が鉄則ですもんね。


となれば、
より魅力的なエッセイを書きたい我々が考えるべきことは、
『生の感情』をいかに鮮度を保ったまま、味を損なわず、文字にしたためる事ができるかでしょう。


ここで皆さんにお知らせです。

私がこの記事を書けてしまっている理由が分かりました。

私は今、
「なんで自己紹介を書いてからこんなに時間が経っているのに新しい記事を書いていないんだろう?」
「なんで毎回やるやる詐欺をしてしまうんだろう?」
「自分以外にも同じような仲間はいるのかな?」
という感情を現在進行形で抱きながら、『生の感情』に従って書き進めています。
『生の感情』は、止まることを知りませんから、次から次に言葉が溢れてきます。
だから、この記事も、前回の自己紹介の記事も、ノンストップで書き続けられたのです。

とりあえず感情のままに最後まで走り切る。
丁寧に言葉を選びながら紡いでいくよりも、多少荒削りでも、感情の赴くままに書き殴る方がよっぽど良いと思います。

一旦完成させる。

これ、大事。
本当に、大事。

一度完成させたものを手直しすることはできるけど、未完成のままだと客観的に見られないから、修正点もわからない。

ガーッと最後まで書いてあとは添削作業をチョチョッとやるだけで、なんとなくの完成までこじつけることはできます。

反対に、丁寧に言葉を選びながら、その都度最高の文章を書いていこうとしていたら、いつまで経っても終わりは見えてこない気がします。
みなさんはどうですか?(少なくとも、私には向いていないと感じています)


これはnoteに限った話ではないような気がしますね。

例えば、仕事にも言えそうです。
まあ、感情任せではダメな場面もありそうですが、
一旦完成させる重要性は変わらないでしょう。

恋愛ではどうでしょう?
例えば、好きな人がいたとして、
「どうやって想いを伝えよう?」と考え、自分の中で最善の方法が見つかるまで足踏みしてしまうという経験をしたことはありませんか?(私は何度もやるやる詐欺をしてきました…)
でも、多少言葉足らずでも『生の感情』が鮮度を落とす前に、想いを伝えたいと思ったら、できるだけ早く伝えるべきかもしれません。


話が脱線してしまいましたね。

今回、私が学んだ教訓は

何か書きたいことが生まれたら、
できるだけ早く書き始めるべし。
書き始めたら、
とりあえず最後まで書き切るべし。


この教訓は、頭の片隅で体育座りしておいてもらいましょう。

いざとなったら、すぐに起立するんだよ?
あぐらをかかないようにね?


4.おわりに


さて、書きたいことも書けたことなので、
今回はこの辺で終わろうかなと思います。

どうでしょう?

書きたいことは頭にあるのに、なかなか書き出すことができない!
書き始めても、いつまでも完成しない!
前の投稿から何日経ってるんだ!?

こんな自分から少しは脱却できそうでしょうか?
恐らく私はこれからも、同じようなことをしてしまうのでしょうが、10回に1回でも今回の教訓を思い出して、行動が変わったら御の字です。


冒頭で、あなたは私の仲間だと言いました。

また仲間と呼んでくれるなら、呼ばせてくれるなら、
その印に× ではなく、♡(スキ)を届けてください。

ワンピース好きなんです。
知らない人は読んでみてください。


最後に、
感情任せに書き殴ったまとまりのない文章に最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました!!


これからも楽しいnote生活を送りましょうね!


さて、
次は何を書くんだろう?
次はいつになるんだろう?
今度はすぐに書き始められたらいいな〜。


では、また!

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