見出し画像

大橋拓文「読むだけでおもしろさがわかる 大人のための囲碁入門」

正直にいうと囲碁に興味があったというよりトークショーに応募して当選したので「記念に買おうかな」という感じで買った一冊。

イベントまでに一回、イベントに向かう電車や喫茶店で一回の計二回しか読んでないけど...「面白そうな世界だな」という事はちょっと感じることができたかもしれない。

【目次】
第1章 囲碁とはどういうゲームなのか
第2章 囲碁のはじまりは「無」?
第3章 囲碁の醍醐味、からみあう戦略と戦術
第4章 囲碁のルール「着手禁止点」と「コミ」
第5章 囲碁AIも困惑? 永遠に終わらないコウの話
第6章 アートな脳を刺激する革命的上達法
第7章 死んでいる石と、生きている石
第8章 ゲームオーバーは自分が決める

ルールと根っこ

この本で面白いなと思ったのは「ルール」と「根っこ」を分けて解説してるところ。根っこは(まさに)根本的なゲームの目的、ルールはその地方によって作られるルール...みたいな事かな。

P9
要するに、囲碁の根っこは、

1.陣地を囲い合ってそれが多い方が勝ち
2.相手の石を囲むと取れる

この2つだけです。
P47
将棋系に共通することは、「相手の王様を取った方が勝ち」という根っこです。駒の動きなどのルールは、その土地の風土に合わせて人々が工夫したことがうかがえますね。将棋系はそれぞれのルールによって特色が出ていますが、囲碁は時代や国が違っても、ほとんど同じ形態で楽しまれています。つまり、根っこの存在感が強いゲームと言えそうです。

面白くなるまでのハードルが高い

P72
ただ、囲碁はルールを覚えてから面白さが感じられ、さらに快楽になるまで、ハードルが高いのも事実です。それはなぜか。
「どちらが優勢かをゲームの途中で判断することが難しいから」です。
つまり、ぶっちゃけて言えば、「何をやっているかわからない!」ということです。皆さんのうなずく顔が見えるようですが、実は多かれ少なかれ、プロである私もこの悩みを抱えているんです。でもわからないままでは先に進めませんね。これからその解決法を伝授しましょう。

この先は購入して読んでください。今のところ俺は読んでもよくわからなかった。ですが「面白くなるまでのハードルが高いゲームだぞということを教えてくれること」に意味がある!気がしてます。

まとめ

囲碁の本をまだ一冊しか買ってないので良い本なのか悪い本なのかは分からない。比較対象がないので...。だけど最初にこの本を手に取ったのは上に挙げた理由において良かったのかな?と個人的には思ってます。今後続けていくかどうか...は未知数。でも体験イベントは楽しかったのでゆくゆくはそちらのレポートも書きたいと思います。

モノ(=スマート新書)が「安くて持ち運びが簡単」なのは良いかな。その点は文句なしにオススメ。

いただいたサポートはメルカリでの品物購入に充てます。