占いを推す理由 −大殺界の地獄から這い上がって思ったこと−
「大殺界にはじまったことは、大殺界のうちに終わる」
この一文を読んだとき、あまりの納得感に頭部を落としそうになった。
わたしの人生において、本格的に占いを信じることになった最初のきっかけである。
スピリチュアル・占い系のテレビ番組が流行っていた時代を生きている人間として、「大殺界」という言葉が、なんやとてつもなくヤバい期間だということは知っていた。
ただそれが自分にとって、いつなのかは知らず。
26歳、当時勤めていた会社の営業マネジャーに就任した。
新卒〜マダムまで、部