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AIを使ってイラストを描く

AIがイラストを作成することに関して、いろいろ議論があります。

最近はこんなこともありました。
個人的にいろいろ思うところはありますが、せっかくこんなに素晴らしい「ツール」があるので、有効活用しなければ、損、です。

AIにラフを描いてもらう

「どんな絵を描くか」、いつも悩みます。こんなの描きたい!って思っても、それを形にするのはなかなか難しいし、ついついいつもの手癖になるなんてこともあると思います。
そこで、AIです。こんな感じってのを指示すると、無限にアイデアを出してくれるので、それを元に絵を描いたらめっちゃ良いのでは!
というわけで、実際に、やってみました。
Stable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)でモデルは「BreakDomain _m2000」を使いました。

何枚か出力した中で、これが気に入りました。ラフとはいえ、詳細まで描き込まれているし、衣装も設定済み!
これを元に、自分の絵柄に変換しつつトレースします。AI生成画像では、指がおかしくなりがちなので、そこは自分の解釈で修正しつつ。

めっちゃ楽!

AIに背景を描いてもらう

最初は、出力された画像から背景もトレースしようと思ったんですけど、背景のトレースがめんどくさいもう少しイメージに合ったものにしたいと思いました。
そこで、再びAIの出番です。
人物に関するプロンプトを入れないで出力すると、背景だけを出力することもできるので、いろいろ試しつつ。

とりあえず、こんな感じ。彩度とかは後で調整すればなんとかなるかなーと。

イラストを完成させる

トレースしたものをクリーンアップして、ペン入れして色を塗っていきます。
元々のイラストで気に入った配色はそれを元にしつつ。
そして、先ほどの背景と合成してできたのがこちらです。

なかなか良い感じなのでは!!
人物と背景の馴染みが悪いとか、背景がやっぱAI生成ぽい感じで緻密だけどなんか異世界風味だったりとか、課題はありますが、この描き方とても楽しいのです。

AIと絵師の関係

いろいろと思うところはありつつも、手描きだったものがコンピュータベースになり、簡単に綺麗な線が描けるようになったり、ムラなく色を塗ることができるようになったりしたように、AIも便利なツールになっていくのではないかと僕は思っています。

今はまだ黎明期なので、トラブルもあると思いますが、きっと良い未来が待っているんじゃないかと、僕は思っています。

AI生成イラストに興味ある方は、こちらの本をぜひ。

2枚目も描いてみた


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