1.うさぎの里親になった① ペットショップ編
私は長年うさぎを飼いたいと切望していたのですが、この度うさぎの里親になることができました。
はじめは近所のペットショップで売れ残っていた大きなロップイヤーの子を引き取る予定でした。その子はもう3歳に達していました。
後から来たベビーちゃんたちはどんどんいなくなったのにその子はずっとそこにいました。
生まれてからずっとケージ の中にいたのでしょう。太っていて中型犬ぐらい大きかったです。でも私がケージ に近づくとケージ の中から鼻を思いっきり出して撫でてくれとせがむ姿がたまらなく可愛かったです。
なのでこの子を引き取ろうと決意しました。
それから、お迎えするための準備に取り掛かりました。
まずは、お金です。その子は3歳なのに生体の値段が25000円と少々お高め(そのお店ではミニウサギではないベビーちゃんも20000~25000円)でした。なので、ケージ代が10000ちょっと、餌代、給水ボトル、トイレ、ペットシートなど…合わせて40000円ぐらいは初期費用として必要でした。幸い、貯金はあったので特にこの点は困りませんでした。
次にお勉強です。生き物を飼うということは重い責任を伴います。うさぎの適切な飼育環境、食べられるもの・そうでないもの、かかりがちな病気ちそれを防ぐ方法、グルーミングや爪切りの仕方...そういったものを知る必要がありました。なので大体半年間、日々の生活の合間にうさぎの生態についての本を読みました。飼育動画をYoutubeにあげている方もいたので片っ端から見ました。
最後に、家族や同居人の同意です。本当は最初にすべきだと思います。せっかく勉強してその気になったのにダメと言われたら傷つきますもんね。だけど、私はあえて先に勉強することで、本気の姿を見せOKをもらう作戦に出ました(笑)一生懸命やっている人にダメとは言い辛いものです。計画通り同意をもらうことができました。
また、ひとり暮らしの方でも旅行ややむを得ない事情により際家族や友人にお世話をしてもらう必要がある時が来るかもしれません。自分の代わりにお世話をしてもらえる人を必ず確保したほうがいいです。ただ、近頃ではペットホテルなども存在するので上手に利用するといいと思います。
ということで、うさぎを飼えることになり、ルンルンでペットショップに向かったのです。
が、
あのうさちゃんの姿が見当たらないのです。
ひそかに“みたちゃん”という名前まで付けていたあの子が....。
店員さんに聞いてみると「あまりにも売れないので、他店舗の店員の親戚が引き取った。」とのこと。
ショックでした。
私はトボトボと家に帰りました。
みたちゃん(仮)やっと家族が見つかってよかったね…
幸せになってね…