トイレの神様

注：今からお便所のお話をするのでお食事中の方はご遠慮ください！

20代のころバンド活動をしており、音楽が好きで現在もライブを観に行ったりすることが大好きなのですが、ひとつだけどうしても嫌なことがあります。

フェスのトイレです。泣

公衆トイレって世の中で一番汚い場所じゃないですか。
そこに踏み入るのでさえ嫌なのに、お気に入りのスニーカーで個室に入る。
嫌です。
ライブに行くときはほぼ毎回パンツスタイルなので、用を足すときにパンツの裾が床に付きそうになるのを防ぐため、一生懸命裾をまくり上げてB'z稲葉さん並みのホットパンツ状態でパンツをおろすのがとても面倒くさい。
嫌ですね～
便座を念入りに拭いてから座ったり、ペーパーが切れていたら最悪ポケットティッシュで拭く。
流せないし、固いし、本当に嫌ですね～

そのため、私はフェスというものを可能な限り避けて生きてきました。
（上記の理由で野外BBQなども避けてきた）

しかし、5年ほど前から、韓国のヒップホップシーンにハマってしまったのです。
そうなんです。フェス文化が盛んな音楽シーンなんです。
大変悩みました。
トイレリスクを背負ってまでフェスに行くかどうか。
そこで、かつての知り合いに教えてもらった「オムツ作戦」を思い出しました。
彼女は日本のビジュアル系バンドのライブにしょっちゅう行っており、
ライブ観戦の達人なのです。
彼女は観客席の前の方をキープしてそこから動かないように、ライブに行く際はオムツ着用とのことなのです。

これはもう、私もオムツを採用するしかない、と
韓国でフェスに行く際は必ずオムツをして参戦しています。
でも不思議なことに、オムツをしているとまったくトイレに行きたくなくなるんですよね～ありがたいことに。
（不健康なので決して真似はしないでくださいね）

前回韓国にフェスに行った際に、いつもよりも観たいアーティストが少なく、タイムテーブルに余裕があったんです。
いつもであればしないであろう、
フェス会場をぐるっと回ってみる
なるものをしてみたのですが、トイレを通りかかりました。
時間に余裕もあるし、ここらで一応行っておこうかと身も心も万全を期した状態でいざ入室をしたら、
野外なのにとてもきれいではないか！！！
そしてほぼ新品のトイレットペーパーが補充されているではないか！！
野外なので吸い込んで外に放出的なのは否めないですが、それを除けば
清掃の行き届いていた室内の公衆トイレ
並みにきれいでした。
トイレを済ませ個室を出ると…
なんと、掃除用具を持ったおばちゃんが待ち構えているではないか。

フェスのトイレに、トイレ専用の清掃員がいるのを初めて見ました。
しかも清掃員数人。
とても感激し、思わず "Thank you!!"とお礼の言葉を述べてしまいました。
韓国のフェスは最高です。
迷わず参戦します。

そして、トイレ清掃に経費をかけるのは大変でしょうが、日本のフェスもそうなってほしいなと思ってしまいました。
日本の方がチケット代も高価なんだし…。

以上、感激をした話でした。