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麻友、結婚一周年おめでとう!

早いねぇ、今日2022年7月7日は麻友が結婚して一年という事で、今回は麻友について綴りたいと思います。

以前『麻友/美音と意気投合』にて、気の利く美音とブッ飛んだ麻友によるユニット=Chelipが私の抱いた第一印象と綴ったが、サポートするにつれブッ飛びの中に同居する、人の気持ちを分かってあげられる、とてつもない優しさの持ち主であり、また責任感もあるのが麻友であるというのに気付いたのはチームChelipの方ならきっと同じだろう。

言葉が曖昧で申し訳ないが、麻友は頻繁に『美音の幸せが麻友の幸せ』みたいなことを口にしていたが、この一言でも分かるように麻友は本当に相方思いである。

Chelipが長く続いたのはきっとこれが大きい。

麻友はそれこそ歳上だし、年齢を重ねるにつれ今後について考えたと思う。だけど続けたい美音の気持ちを尊重したのは間違いないし、続けるならばこれまで同様全力でとパフォーマンスし続けた二人もカッコいい。

その優しさは何も美音だけへではない。

常にチームChelipの皆さんへもハンパなかったし、それは共演者や関係者にしてもそう。

私もそんな麻友の優しさを沢山貰った一人だ。

麻友の口から直接アイドル引退決意の話があった際、とにかく感謝の言葉を沢山貰った。それでも諦めきれない私はそれこそ色んな提案をし継続出来ないか話をしたが、その際も『麻友の為に色々考えてくれてありがとう』と言ってくれた。

そして、私の母が亡くなる直前もそうだった。もう余命僅かだった時、ただただ見届けるしか出来ないもどかしさを麻友に伝えた際『後悔しないよう、いっぱいありがとうって伝えるんやで』と言ってくれた。

このストレートな言葉は麻友ならではだと思うし、私はもう涙が止まらなかった、大きな優しさがこの言葉に溢れていた。

その数日後、母は亡くなったのだが、直前に『ありがとう』と沢山伝えることができたのは麻友の言葉があったからこそ、ホント麻友には救われたし感謝しかない。

そして、次は麻友の責任感だ。

日にちは定かではないが、それは大阪定期公演の際だ。その頃の麻友は体調を崩しがちで苦しそうな姿を何度か目にしていた。

この大阪定期開演は当初こそそうでもなかったが、パフォーマンスが進むにつれ、私には次第にバレないように肩で息をしているように感じた。

すると動きも幾分鈍くなり最終的には腕も上げられない状態になって来た時、麻友がステージ横にいる私に目でメッセージを送って来た。

そして目が合うとすぐ小さく口を動かした。

その口の動きは直ぐに分かった...『ヤバイ』だ。

すぐさま、楽屋に休める場所を確保し、いつ戻って来ても良い環境を整え、麻友母/美音母も水分補給など準備を行なってくれた。

そうこうしている内に麻友は楽屋に戻ると同時に倒れ込んだ。

この時の美音も凄かった。そのままステージに残り麻友が戻って来るまでMCで見事繋いでいるのだ。

しかし、楽屋では依然として苦しそうな麻友。

私『大丈夫?』

麻友『うん、大丈夫』

私『大丈夫じゃないって』

麻友『もう少ししたら大丈夫になる...』

すると、明らかに大丈夫でないにも関わらず

『よしっ!!』

と言って立ち上がり、そのままステージへと戻って行きパフォーマンスを再開したのだ。

あの麻友の姿には責任感以外の何者でもないプロ根性を感じたし、同時に〈美音を一人にする訳にはいかない、お客様も待ってる!〉といった気持ちがその後ろ姿から伝わって来た。

とまぁ、色んな出来事があった麻友だったし、当然結婚にも驚かされた訳だが、そんな麻友が選んだ旦那さんに間違いないと思うし、きっと幸せにこの一年過ごして来ただろう。

麻友、あらためて結婚一周年おめでとう!

アイドル引退以降一度も逢えてないけど、次逢う時もこれまで通りふざけまくろーぜ!!

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