見出し画像

ハマった沼を語らせて スヴィリードフ

「ハマった沼を語らせて」ということで、私がハマった沼は、ずばり、「ロシア」です。

しかし、「ロシア」のことを書くと、ロシア文学のようにものすごく長くなってしまうので、「ロシア」の中から、「スヴィリードフ」について書きます。

年譜にしてみました。

(2011.8)
スヴィリードフとは知らずに好きになった曲がある。
初めてのロシア旅行でキジ島へ行き、買ったCDの中の1曲がものすごく気に入った。

誰が作曲したかも知らずに、8番目の曲を繰り返し聴いていた。

2013.7.20.
夫から、渡された楽譜がスヴィリードフの楽譜だった。

2013
国会図書館で作曲家のスヴィリードフについて調べたが、文献はなかった。
音源はレコードがあり、マヤコフスキーの詩の『悲愴オラトリオ』を聴いた。

上野の東京文化会館でもスヴィリードフについて調べ、音源は、国会図書館よりもあり、いくつかきいた。

2013.12.
モスクワのノヴォデヴィチ墓地でお墓参り。

雪が積もっていて、名前が書いてある石がよく見えなかった。

楽譜屋さんで、スヴィリードフの本を購入。この本の中には、作曲家のスヴィリードフの息子さんの日本古典文学研究家で京都に住んでいたスヴィ―ドフさんと交流のあった2人の名前(伊東一郎先生と中村喜和先生)が書かれていた。

2014.1.
私が購入したスヴィリードフの本に記載されていた伊東一郎先生に会う。上野の東京文化会館で、伊東先生が朗読をする演奏会のチラシを偶然見つけ、この演奏会に行けば、終演後に会えるかもしれないと思い、出かけた。会場に着いたら受付の人に終演後に会いたいことを伝え、会えた。
伊東先生から、「作曲家で父親のスヴィリードフに会ったことはありません。息子のスヴィリードフは、父親の曲が日本で広がることを願っていました。息子のスヴィリードフが1997年12月下旬に京都で亡くなり、ご遺体がモスクワに届くかなという頃に父親のスヴィリードフが亡くなったんですよね。」と話してくださった。

2014.3
スヴィリードフの『吹雪』より、『トロイカ』を弾く。

2014.8
モスクワのノヴォデヴィチ墓地でお墓参り。

2014.12
夫の育ての父親の今の奥さんから、スヴィリードフの本をもらった。本の筆者のサイン入り。

2015.3.
スヴィリードフの『吹雪』より、『ワルツ』と『ロマンス』を弾く。

2015.5.
私が購入したスヴィリードフの本に記載されていた中村喜和先生に会って、スヴィリードフについて話を訊く。中村先生も作曲家のスヴィリードフに会ったことはなく、息子のスヴィリードフに会ったことがあるようだ。しかし、スヴィリードフの音楽を聴いたことがあり、「自然の音をたくさんとりいれた作曲家ですね。」と話していた。

サントリーホールで、フェドセーエフさん指揮のモスクワ交響楽団の演奏会を聴く。
終演後、楽屋へ行き、フェドセーエフさんから、スヴィリードフについて話を訊く。フェドセーエフさんは、スヴィリードフの音楽をよく演奏し、スヴィリードフか直接演奏の指示も受けていた人だから、どうしても話を訊きたかった。
ロシアで買ったCDにサインをしていただいた。

2015.8.3.
モスクワのノヴォデヴィチ墓地でお墓参り。

2017.3.
スヴィリードフの『ピアノ・ソナタ』を弾く。

2017.4.
スヴィリードフの日記の本を購入。

2017.6.
スヴィリードフの合唱の本を購入。

2017.10.
モスクワのノヴォデヴィチ墓地でお墓参り。

2018.6.
モスクワのノヴォデヴィチ墓地でお墓参り。

2018.9.20.
スヴィリードフの家のプレートの除幕式に参加。
バラシハ市のスヴィリードフの音楽学校の校長先生と先生方と知り合いになる。

2019.9.21
フェドセーエフ指揮のモスクワ交響楽団がスヴィリードフの『吹雪』の演奏会をするということで出かける。
終演後、楽屋へ行き、フェドセーエフさんとお話をした。

2019.12.
スヴィリードフの音楽学校の先生から招待されたので、出かけた。

講演会を聞き、スヴィリードフの音楽学校の先生方の研究論文集を頂いた。(非売品)

講演会の講師もスヴィリードフと交流があった人で、師事するなら、この先生だと思った。

除幕式の時に配っていたカレンダーを頂いた。

旅行に来た時(2013~2014年くらい)にロシアで買ったCD.

2022.5
スヴィリードフの作品目録に沿って、楽譜の収集可能の有無をリストにした。

2024.4
フェドセーエフさんの指揮で、オールスヴィリードフのプログラムのコンサートを聴く。
終演後、楽屋でフェドセーエフさんとお話をした。

現在、スヴィリードフに関する本や論文をレーニン図書館で集めている。
文献リストが完成したら、読む。

スヴィリードフの本を日本語に翻訳中。

日本古典文学研究者で京都に住んでいたスヴィリードフの息子さんの願いでもある「日本でスヴィリードフの音楽をひろげる」ことができるように、日々作業中。

そして、スヴィリードフの生まれ故郷であるクールスク州のファテージを訪れたい。しかし、今は、行けない。

noteに書いたスヴィリードフに関する記事はこちらから見ることができます。


最後までお読みいただきありがとうございます。 有料記事は、全文を読むことができるように設定しているものもあります。 無料記事に対するサポートもありがたいです。