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4月17日は、ヴァレーリヤの誕生日

1968年4月17日に、歌手のヴァレーリヤは生まれました。

私がヴァレーリヤを知ったのは、2009年。

渋谷ロゴスキーのNさんがくれた1枚のCDの中に1曲だけヴァレーリヤの歌が入っていたのがきっかけです。

そのCDは、その年にヒットした20曲が1枚に入っていました。その20曲を聴いている中で、特に気に入ったのが、ヴァレーリヤの曲でした。

その曲はこちらのYouTubeで聴くことができます。

そして、好きになったら、とことん追求するのが私。当時は、まだロシアへ行ったことがなかったので、神保町にあるナウカ・ジャパンへ出かけてみました。そこで、ヴァレーリヤのCDを見つけて迷わず購入しました。


やっと念願のロシア旅行ができた2011年8月。サンクト・ペテルブルクの市内をバスで走っているときでした。偶然、信号待ちの時に、ヴァレーリヤのコンサートのポスターを見つけたのです。使い捨てカメラでしたが、そのポスターの写真をバスから撮りました。

当たり前と言えば当たり前ですが、現役の歌手なので、当然コンサートをしています。でも、その後、何度かロシア旅行をしましたが、旅行中にコンサートへ行こうという発想はありませんでした。

住んでからも、ヴァレーリヤのコンサートを積極的に探すことはなく、コンサートがありましたという情報を時々知っていました。

ところが、2018年10月に出かけたコンサート会場のポスターでヴァレーリヤのコンサートのポスターを発見!この時、初めてコンサートに行ってみたいと思い、チケットを買いました。

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そして、12月6日のコンサートへ出かけました。終演後に会えるとは限らないけれども、もし会うことができればと、ロシア語の手紙とプレゼントを用意していきました。

初めて行く会場だったので、楽屋口はどこにあるかを開演前や休憩中にチェックします。グッズ売り場もあったので、写真集を買いました。
ここから、楽屋に行けそうだなという扉を見つけました。
実際、終演後にそこに警備員さんが立っていて、数人通しています。やはりここだと思い、警備員さんにきいたけれども、約束をしていない人だからダメと言われました。その後、別のロシア人女性も警備員さんに何やら聞いています。一緒に行った友達が「サイン会場のことをきいているみたい」というので、そのロシア人女性の話が終わるのを待ち、ロシア人女性に話しかけました。すると、一緒に行きましょうとなったけれども、彼女はグッズを買うと言って、なかなかその場所へ行きません。
一緒に行った友達が、階段を降りたところと言っていたから、とりあえず、そこへ行ってみようとなりました。冬なので、コートをクロークで受け取り、開場の外に出て、階段をおりました。しかし、そこは、外で寒い場所でした。少し待ちましたが、本当にここへ来るのだろうか?と思い、もう一度、会場に戻ってみることにしました。
終演後に、会場から出るのは警備員さんに何も言われないけれども、終演後に会場に入るのは、怪しまれます。会場方面に向かうだけでも怪しまれます。案の定、「どこへ行く?」と訊かれました。ここで止まったら、行かせてもらえないかもと思い、とりあえず、エスカレーターに乗ってから、「コンサート会場へ行く」と言いました。警備員さんは、「なぜ?」と訊きます。私は、知っている単語で言える理由を探します。「忘れた」と言いました。当然、警備員さんは「何を?」と言います。私は、「プレゼントを」とちょうど持っていた袋を見せながら言いました。
それで、警備員さんは納得しましたが、どう考えても、プレゼントを忘れるとはあり得ない話だなあと思いつつ、第一関門を突破。
次は、会場の入り口です。ここでも、警備員さんに呼び止められます。チケットを見せると、「もう、終わったよ」と言われ、「ええ、私はコンサートを聴きました。プレゼントを忘れたのです。」と言うと、「階段を登って右にいるよ。」と教えてくれました。
そして、そのままコートを着て直行です。階段を登って右に行くと、ヴァレーリヤさんが座っていて、サインを求める人たちの行列が続いていました。
油性ペンを鞄に入れておいたので、それも出して、買ったばかりの写真集にサインをしてもらいました。名前も書いてくれたのです。
それで、ロシア語のお手紙を渡したら、すぐに読んでくれて、「わお、日本人が」と驚き、一緒に写真を撮ることもできました。

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渋谷ロゴスキーで流れていたCDでただ気に入っただけでしたが、そのCDに出会ってから9年後にまさか本人に会えて、一緒に写真を撮れるとは思ってもいませんでした。


2019年5月には、ザリャーディエ公園で無料ライブがあるということで、夜出かけていきました。

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ヤンデックスからも、無料でヴァレーリヤのCDを聴くことができます。







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