見出し画像

10月12日は、チャイコフスキーコンサートホールがオープンした日

1940年10月12日に、チャイコフスキーコンサートホールが開館しました。2021年の今年は、81周年です。

たびこふれの記事にもチャイコフスキーコンサートホールのことを書いています。


チャイコフスキーコンサートホールは、地下鉄のマヤコフスカヤ駅で下車するとすぐです。出口を間違わなければ、雨に濡れることなく行くことができるホールです。

地下鉄のマヤコフスカヤ駅については、こちらに書きました。

ホールの外観はこんな感じです。

画像1

今まで3回行ったことがあるので、それぞれのコンサートの様子を書きます。

初めて行ったのは、ボリス・ベレゾフスキーさんが手がけたМузыуа землиです。ロシア連邦中の民族音楽のフェスティバルでコンクールが行われました。このフェスティバルの最終日のコンサートを聴きに行きました。

これは、ホールの入り口ですが、皆さん、何をしているのでしょうか?

スーツを着た男の人は警備の人で、荷物検査をしています。モスクワの劇場やコンサートホールは、必ず、持ち物検査があります。

画像10

第2次世界大戦のソビエトの犠牲者は約2700万人。チャイコフスキーコンサートホールで働いていた人たちも犠牲になった人がいて、その慰霊碑です。

画像2

コンサートホール内のカフェです。実際に食べていないので、値段や味などは分かりません。

画像3

持っていたチケットの席は、空いていなくて、別の所に座るように言われました。その場所のチケットを持っている人が来たら、移動するようにとも言われました。なんだか、こういうのがロシア連邦っぽいです。

はじめに座った席からの眺めはこんな感じでした。

画像4

そして、途中で、チケットを持った人が来たので、最後列の席に座りました。

そこから見た眺めです。

画像5

全ロシア連邦の民族音楽のフェスティバルでしたが、ベレゾフスキーさんは日本が大好きなので、日本の音楽の団体もいくつか参加していました。

画像6

ステージの壁をうまく利用して、プロジェクションマッピングの背景が素敵です。

画像7

太鼓の演奏も良かったです。

画像8

最後のカーテンコールです。

画像9


2回目に行ったのは、フェドセーエフさんのコンサートでした。

画像11

この時は、1階席だったので、ステージの近くです。

画像12

1階席から見た客席の様子です。

画像13

フェドセーエフさんの音楽も好きですが、私は、このコンマスの音楽も好きです。コンマスは、まだ50代。まだまだ聴けると思い、楽屋へ行きませんでした。しかし、この時から8か月後に亡くなり、この時が私が生で聴いた最後の演奏会となりました。このコンマスが弾く、スヴィリードフの「吹雪」より、ワルツ(エコー)は最高です。この時もアンコールで演奏してくれました。
フェドセーエフさんは、今年89歳になりましたが、お元気です。

画像14

そして、2回目に発見したのが、地下にあるトイレです。ロシア連邦とは思えないくらいきれいなトイレでした。チャイコフスキーコンサートホールで演奏を聴く場合は、地下のトイレがおすすめです。

画像15

この時のコンサートは12月だったので、ヨールカもあり、イルミネーションでキラキラしていました。

画像16


3回目は、オレンブルクの合唱団です。ポスターからも分かるように、衣装も素敵だし、踊りもありで、素晴らしいコンサートでした。

画像17

この時座った場所からの眺めはこんな感じです。

画像18


画像19


画像20

実は、コロナが始まった頃ですが、当時のロシア連邦は、ほとんど感染者がいない時でした。

画像21

カーテンコールです。

画像22

オレンブルクの市長さんだかも来て、挨拶をしていました。

画像23


画像24

アンコール曲は私も好きな曲で、後ろに座っている人は一緒に歌っていました。

画像25


画像26


画像27

このコンサートの様子は、ビデオになっていて見ることができます。

見てみたい方は、こちらからどうぞ。


最後までお読みいただきありがとうございます。 有料記事は、全文を読むことができるように設定しているものもあります。 無料記事に対するサポートもありがたいです。