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関西弁功罪の功の巻

現在、新居に引っ越しする為の準備と株主総会に向けて公私ともにバタバタしております

これは、家電量販店にエアコンを購入しようと出かけた時のお話です

さてさて、どのエアコンにすべきか
今日は、下見の段階

まだ、2023年モデル、つまり型落ちモデルと2024年新型モデルが併売されています

夫婦でエアコン売り場をうろうろしていると、店員が寄ってきます
『なにかお探しでしょうか?』
(見ればわかるだろ!エアコンだよ!とはキレないで)
「今度引っ越すのでエアコンを3台購入したいんやけど、どれがええのかわからん」
『まず、広さですね』
(いやいや、それは表示されているし能力数字でわかるわい!とはキレないで)
「6畳を2台と20畳ぐらい1台を考えてるんやけど、この18畳で能力足りるかなぁ?」
『18畳で20畳を冷房するのは問題ないと思いますが、能力一杯をつかうと長持ちしません できれば、23畳用にして余力を持たせた方が良いと思います』
(確かになぁ カタログをもらって能力計算してみるかぁ)
「なるほどね ところで、どこのメーカーがお勧めなん?」
『部品等の内製化でキチンと作っているのはダイキンさんだと思います 但し、お値段がはります』
(確かにダイキンという選択も悪くはないなぁ)
「ほかのメーカーは?」
『もうこれは、お客様の好みとしか言えませんが除湿だけでなく加湿機能も考えると、やはりダイキンさんがよいと思います』
(どうも、ダイキンを売りたいようやなぁ)
「ん、ありがとう、ちょっと考えるからカタログくれるかなぁ」

機能と能力計算をした結果、ダイキン製品に決定

後日…

「すいません、これを2台と、これを1台買いたいんやけど、いくらになります?」
『この6畳タイプは旧型が1台しかありません 新型なら在庫があります』
(新旧の価格差は3万ぐらいかぁ)
「新居に同じタイプの新旧をつけるのもなぁ エアコンのモデルルームやないんやから」
『おもしろい(爆笑)お客さんは関西の方ですよね?』
「そやけど?」
『んー 2台買ってくれるんですよね?』
「そやで」
『ちょっと、店長と交渉してくるのでお待ちください』
数分後…
『お待たせしました 新型2台を旧型の値段で出させてもらいます』
「じゃぁ決まりやな ところで23畳用はなんぼになる?」
『3台購入いただくということで、6畳タイプを一台半額にさせて頂いて、これは2万引かせてください』
「合計金額をだしてちょんまげ」

結局、約15万円の値引きを獲得

上の会話で何か気づきましたか?

値段を聞いただけで、値引きしろとは言っていませんよね(笑)

続きます

『では、工事の日程なんですが』
(見積書を確認中…)
「ちょい、まって」
『なんでしょうか?』
「この工事費用なんやけど、3台とも同じ料金なんやな」
『ええ、同じ作業なのでそうなります』
「おかしない?」
『なぜです?』
「よう考えてみ 3台を3軒の家に設置する料金と、1軒に3台設置する料金が同じっておかしいやろ?」
『まぁ、いわれれば』
「業者が、3か所移動する時間や手間を考えたら、一気に3台の設置が終わるんやで?同じ料金はおかしいやろ」
『…わかりました、店長と相談してきます』

数分後

『工事費用としては、材料費もあるので、1台分だけのサービスで許してください さすが関西の方ですねぇ』
「ん?」
『いやぁ お客さん関西弁なので値引きしないと絶対に買ってくれないと思っていましたけど ここまで見ておられるとは驚きました(苦笑)』

というわけで、関西弁を話すだけで、先方から値引きをしてくれます(笑)

それに、のっかってダメもとで最後の一押しで1万円弱を獲得という結果になりました(爆笑)

エセ関西弁で交渉して成功するかどうかはわかりませんし、
失敗しても当方には一切責任は御座いませんのでご注意を!(爆笑)


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