イクメン日記★コレクティブハウスで子育て奮闘中[第2回]

あれこれ思いながらの日々、ようやく食べるようになった離乳食をあまり食べなくなる時がありました。

こちらが何とか食べさせようとしてもなかなか食べなかったのですが、手を添えて子どもにスプーンを持たせ、自分で食べるようにしてあげると、パクパクと笑顔で食べたのです。どうやら自分で食べたかったようです。親がどうしていたって、子どもは日々成長しているのですね。昨日できなかったことが、次の日にはできるようになっていきます。

そして、狭い我が家ではすぐに息が詰まるので、子どもと一緒にコモンスペースへ行きます。そこにはいろんな大人たちがいて、子どもに話しかけてくれます。

たとえ部屋で泣いていたとしても、コモンに来れば子どもは泣きやみます。他の子どもたちがいれば、さらにテンションは上がり、楽しそうにはしゃぎ出します。子どもがいろんな人と関わり合いながら育つことができるということもですが、親として、子育てについてたくさんの先輩の方々から学ぶことができるということも、コレクティブハウスという暮らしのよさかなあと感じながら過ごしています。

ちなみに、コレクティブハウスで育つ子どもは、さぞかし人がへっちゃらな子になるのではと、思うかもしれませんが、結構人見知りもして、ハウスの住人以外の人が来ると、泣き出したりします。ハウスの住人を家族と思っているのかは、わかりませんが。。。何はともあれ、これからの子どもの成長がますます楽しみな毎日です。

（コレクティブハウス聖蹟住人O）