イクメン日記★コレクティブハウスで子育て奮闘中[第3回]

我が家の暮らす、コレクティブハウスには、単身者・ファミリーなど18世帯が暮らしていますが、その中に子どもたちもたくさんいます。小学生が３人、２歳の男の子、私の１歳の娘、咲菜（さきな）、同い年の男の子、咲菜より２ヶ月後に生まれた男の子、そして、この春生まれた女の子。世間で言う「少子化」はどこ吹く風の我がハウスです。決して「産めや増やせや」と、スローガンを掲げているわけではありません（笑）が、私が感じている「少子化」しない理由は、いくつかあります。

・子育て奮闘中の家族が身近にいること。→何となく自分もやってみようと思える気がします。

・他の人がたくさんいること。→親子とは言え、親と子どもとだけで過ごしていたら煮詰まりそうです。

・多世代のコミュニティだから。→子育て中の先輩や子育てを終えた大先輩の方がいて、安心感があります。

・そして、この不況時代にはあたりまえの「共働き」であっても、その暮らしを支える仕組みがあるから。

などだと思います。

その仕組みの一つとして、コモンミールと呼ばれる食事があります。主に夕食として開催され、持ち回りで食事の準備をします。ひと月に15～20日程度開催され、そのうちの何回かを開催側としてがんばって食事の準備をすれば、他の日は夕食が用意されているということになります。このような家事の一部を日常的に共有化することで、お互いの暮らしに自然と支え合いを育んでいます。

（コレクティブハウス聖蹟住人O）