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朝まで踊りませんか?

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小説 「電脳性感帯X」

兵庫県、神戸市、中央区。ネカマをし、裏アカ女子にて、Paypayを乞食して生活しつつ、三ノ宮駅のロッカーに寝泊まりしているのが、おれ、二郎丸 丸二郎(じろうまる まるじろう)だ。 購買でエロフィギュアをレンチンして高校を退学になり、家族に家から追い出され、ロッカーを拠点に暮らし始めてから、今日で、約2ヶ月となる。ここでの生活や、どうにかしておっさんや大学生からPaypayを引き出す方法、それから……就寝中にロッカーを開けられて可愛い女の子に悲鳴をあげられることも、もう慣れてし

    • キャラメル・フラペチーノ。

      弟が好んで飲んでいる、スタバの、キャラメル・フラペチーノを、1度その弟に勧められ、私も飲んでみたことがあるのだが、私は、なんというか、柱に縛り付けられて、“甘さ”に、正面───いや、横から、嘲笑されつつ一方的にぶん殴られているような、絶妙な屈辱感を味わった。弟はこれを好むのかと思うと戦慄したと共に、なるほど、“甘さ”なる味覚は、『Sっ気』を持つのだな、と心得た。

      • “人間性の根本”とは何か。「りんごの木」を例えとして私の見解を述べたい。

        「りんごの木」。私は、りんごの木が種からどれくらいで実を収穫できるまでに成長するかだとか、苗で売ってるかなどを、知らない。なんなら、おそらく、「りんごの木」自体を見たこともないし、皮を剥いて、種を取り除いて、切られた状態のりんごと、その前の状態のりんごを同じくらいの回数、見たことがあるかもしれない。 さて、ここから人間性の根本の話をする前に、あなたの「恋愛遍歴」について、すこし振り返って見てほしい。 振り返ってみただろうか。次は、「勉強を頑張った記憶」を掘り返してみてほしい。

        • 小説 迎撃システム・かなた君

          161月、下旬、午後4時頃。 恣之助(ほしいままのすけ)は、公園のベンチに偉そうに座り、「月刊少年摩訶不思議 161月号 ふろく:生産物賠償責任保険」のページをぱらぱらとめくった。 恣之助(ほしいままのすけ)、小学5年生。周りからは、ホシくんと呼ばれている。 さて、恣之助が今読んでいるのは、「月刊少年摩訶不思議 161月号 ふろく:生産物賠償責任保険」の、とある短い漫画のページだ。その漫画は、「月刊少年摩訶不思議 102月号 ふろく:おてがる搾取セット」から連載が続いて

        小説 「電脳性感帯X」

        • キャラメル・フラペチーノ。

        • “人間性の根本”とは何か。「りんごの木」を例えとして私の見解を述べたい。

        • 小説 迎撃システム・かなた君

          「暖房」(2019/12/8 12:45 dゲームコミュニティのおれの日記より転載)

          12/8 12:45 今日もネヅミは元気にチーヅを食ペている 今日もネヅミは元気にチーヅを食ペている 今日もネヅミは元気にチーヅを食ペている 今日もネヅミは元気にチーヅを食ペている 今日もネヅミは元気にチーヅを食ペている

          「暖房」(2019/12/8 12:45 dゲームコミュニティのおれの日記より転載)

          真冬のメダカと花火ネーション

          とあるテレビ局の自然公園のちいさな池に居候(テレビ局は了承済である)させている改良種のメダカ“スペシャルゆうのすけ君”は、「一部のJKの、熊手のような前髪」に似た形状の頭部を持ち、さらに、その頭部の脳の指示による体のエネルギー調節機能のお陰で、冬眠しなくても済むのである。しかし、光をたよりに体のエネルギーを調節しているため、夜に光をうけるとストレスで急激に弱ってしまうのである。 このメダカを作ったのが、Hilarious氏(頭文字をとって“エッチくん”と呼ばれている男子高校生

          真冬のメダカと花火ネーション