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「軽トラモバイルハウスで行く農をめぐる旅」を振り返る

2021年は激動の年でした。

12年間の岐阜での農業に終止符を打ち、沖縄の石垣島へ移住。そして新生活のスタート…

言葉で書くとこれだけですが、農業をやめるにあたっての借りていた農地の現場復帰と返還、資材の処分、事務手続き、それと同時進行での最後の作物の栽培・出荷、収入が無くなることに備えたアルバイト、さらに引っ越しのための片付けや荷造り、それに関わる諸手続き、ご近所さんたちやお世話になった方々へのご挨拶などで、借家を引き払う5月末は大パニック状態!!
結局予定期日までに終わり切らず多くの友人・知人や大家さんのご好意に甘え、一週間ほど遅れて何とか引っ越しを完了しました。

この最後の大騒ぎを何とか乗り切れたのは本当に関わってくださったみなさまのおかげでした。最後は人が人を呼び、何だかちょっと奇跡的な感じで忙しくも楽しく終わらせることが出来ました。本当に感謝に堪えません。
そしてこの精神的な限界ギリギリの喧騒を何とか乗り切れたのはひとつのモチベーションがあったからです。

それは「軽トラモバイルハウスをつくって旅をすること」でした。

40代にもなると一ヶ月など大きい単位でのお休みを取るのはとても難しいことです。家庭に仕事、社会的な役割などなど、自由を阻む要因はいくらでも出てきます。
しかしこの移住のタイミングにおいてはそこから解放されるのではないかと考えました。これは「チャンスだ!」と。
妻は先に石垣に移住していたので、家庭の要因はクリア。仕事は何も持っていないのでこれもクリア。社会的には…目を瞑ればOK(笑)
だったら行くしかないでしょう!と旅に出ることを決めました。思いついちゃったんだから仕方ありません。ワクワクも止まりません。今回の大変な引っ越しは「旅に出る」これをモチベーションにクリアすることが出来ました(まあ、この旅の出発日の設定がよりスケジュールを過酷にしたわけですが笑)

ともあれ何とかやることを終わらせて旅に出ることが出来ました。6月から一ヶ月間の旅でしたが、本当に良い旅になりました。やってみて心から良かったと思います。色んな出会いがあり、次のステップへのブーストをかけてくれるような機会になりました。

せっかくなので記録を残そうとInstagramでは一通り振り返りましたが、文章量を極力抑えて書いたので書きたいことが書ききれていません。また、残した音声や動画データなどを活用できてもいないので改めてnoteで記録を残し直すことにしました。

のんびりやっていくので更新は遅めだと思いますが、ご興味があれば読んでみてやって下さい。

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