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Pairsをやって1日で決別した自分の中の虚妄

目的

独身37歳で女性と付き合ったこともなく生きてきた中で、これからの人生に不安を感じる中で発作的にpairsに登録し失敗だらけの1日を過ごした末に捨て去った自分の中の虚妄について書きます。
多分自分と同じように焦燥感から始められる方は多数おり、私のように最初嫌な気持ちになる方がいると思います。もしも人生うまくいかず焦燥感に囚われてマッチングアプリを始めるならば私の文章を読んでもらえると嬉しいです。

私の伝えたいことは
「焦ってやるな、空虚なものに囚われて戻って来れなくなるぞ。何があってもお前が悪いからな」


まだ、ここへ来てはならないすぐ戻れ!!

ということです。やるべきことはちゃんとやらないと、嫌な人間になってしまうという人生の大反省を行なってるところです。

経緯

プレミアムプラン半年分を課金をし勢い勇んでいいねを大量に送ったにもの関わらず、ろくにマッチングはせずマッチングした最中で普通にやり取りしても途中で思いがけずにブロックされて、頭を抱えて自信を無くしたり「金返せ馬鹿野郎」という気持ちになりました。
非常なる現実に苦しくて死ぬほど辛く他責的な思考をしていたのですが、冷静になって整理した結果、「一切自分の責任である」という結論に至りこれからやることとやらないことを整理しました。

Pairsで上でやること and やらないこと

やること

  • プロフィールを日々改善することを意識すること

  • 自分の言葉でプロフィールを書くこと

  • 継続的改善

  • 半年間評価に身を置くこと、そして必ず解約する

やらないこと

  • 自分に欠落したものを探すこと。

  • 焦ること

  • お金を払ったからなんとかなるという考え方。

  • マッチングアプリでの婚活、婚活そのものをする意識

やらないことに「マッチングアプリでの婚活、婚活そのものをする意識」という矛盾する文言を入れたのは、自分が求めているものが「平穏で幸せな人生であって、自身の空虚さを取り繕い続けることではない」ということ気づいたからです。
せっかく金を払ったので、半年間使ってみますが、あくまで人間として至らない自信を改善するための「observability(可観測性)」を担保するためのツールとして利用します。
ただ、素敵な方がいらっしゃれば、お付き合いしたいとは思ってます。

失敗を認めるまでの過程

私がpairsに3万円突っ込んでから、反省するまでの1日の流れを過程を追います。
過程は「傲慢、憤怒、怠惰」が時系列順となっております。

開始時点のプロフィール

私は東京の会社でリモートワークをしているプログラマーです。
趣味は食べ歩きやドライブ、スポーツ観戦です。
運動部にいたので、バスケ、サッカー、野球に限らず様々なジャンルの観戦が好きです。
お酒はそれなりに飲み、<area>近辺の美味しい居酒屋でよく飲みます。

▪️職業
システムエンジニア
▪️性格
頼りになる、優しい
▪️結婚
真剣な交際を希望
▪️趣味
食べ歩き/ドライブ/釣り/ゲーム/動画

正確には思い出せないしログもないのですが、
デフォルトのテンプレートの上に多少の説明書きを加えた程度で突っ込む
竹槍スピリッツ”がそこにありました
これじゃあ即日玉音放送を聴くのも無理もないですね。

傲慢:お金を払ったし所得も地方平均はあるから大丈夫


数値のみを追った末に形を失い誰も認知されない存在になる

やり始めに漠然と思いながら期待に胸を膨らませてました。
すぐデートしてドライブできるんだろうなと、半分浮かれ気分でした。
だからこんなことを考えてました。

「いいねを送った相手も、生活や人生にどっか不安を抱えているのだろうから、
独身で極度なブサメンではなく人並みの収入稼いでいる相手がいれば相手見つかるんじゃないの?」

そんな風に感じてました。
多分これは一番基本的なミスなのでしょうが、焦燥感から始めた人間には自分以外の物事が見えておらず、そこにすら気付かずにことを進め次第に形のない空虚なカオナシのように私はなっていたことに気づきました。

憤怒:化物しか来ない


お前もこの中の豚だからな!

実は比較的早くお一人とマッチングしてお話ししてました。
結構素敵な写真を撮っていたりしてて人間的に興味を持ってたのですが、
途中でブロックされてしまいました。
いい感じに話が続いたから電話をしようと持ちかけたところの話なので、ショックを受けました。
正直言ってその時は「こいつ頭おかしいじゃないの?」って思いました。
他にメッセージが来るのはしきりにLineIDを交換しようとする業者や、さすがにそれはないだろうというレベルの本当の怪物でした。
一体どういうことなのかわかりませんでしたあまりにも状況に困惑したので、状況の整理から入りました。

怠惰:相手が何を望んでいるかを考えてない

結局望まれるのは「ライフステージを共に生きるパートナー」です。
そこの拘りは多種多様で、価値観、生活水準、趣味趣向、容姿様々ある中で一定の答えはないです。
それらに全て応えることはできない中容姿の良い人にいいねが集中してしまうのは当たり前な話と思きます。なぜなら外形的な情報として容姿が判断材料としてわかりやすく安心感があるからです。ただ、その外径的な判断材料は容姿だけではなく、テキスト情報を正しくかけば補える部分も多いと思います。
だから嘘偽りなく、一貫性あるプロフィールとストーリーが必要。
だってそうじゃないですか、顔のない恋愛小説で人間は涙を流すことができるんだから。

結局、ものの考え方は

「プロダクトと同じことだぞ、プロダクトと同じ」

ストーリーのわからないものには手に取ってはもらえないという当たり前は、ここでも同じで自分もまた親に産み出されたプロダクト。
継続的改善を怠ってはならないということ反省しました。

改善開始

プロフィールから見直す

xxxxと申します

仕事はプログラマーとして東京の企業でフルリモートで仕事してます。

プログラマーといっても、システムを開発するだけではなく、巨大テック企業のパートナーとして、ユーザー企業に対してシステムや流行りの生成AIを使って、業務の困りごとを解決するための提案を行うところから仕事をしており、新規事業部にいるため少し変わったプログラマーです。
仕事柄、自分の取り柄は咄嗟のアイデアと多面的な視点で物事を深く考えるところにあるらしいのですが、いつもそういうわけではなく、ピンチになった時に勝手に頭が動くので自覚があんまりなく普段はポンコツです。
困った人を助けるのが好きで、ユーザーだけではなく時間を割いて同僚の悩みを筋道立ててを読み解いたり、これから起きる出来事を予測して、アドバイス送ったりするので、比較的頼りになる人と呼ばれ同僚とは部署超えて仲良く仕事してます。

mbti診断結果: 仲介者

初めてmbti診断を行ったのですが、自分の働き方に近く驚きました。
頭が坊主頭だったせいか、「お坊さん」というあだ名がついていたので

固定の趣味はなく基本ダラダラ動画見たりゲームするのですが、
人のこだわりを読み解きたいので、知らないことはwelcomeで、あなたと色んな場所や分野を開拓したいです。

ゲーム/youtube/amazon prime/ドラマ/食べ歩き/スポーツ観戦/釣り/自転車/アウトドア

よければあなたのこだわりを教えてください。

人生それなりに挫折が多く、また仕事に打ち込んでいた中女性との出会いの機会が無かったので、真剣にお付き合いできる方を探して、今回登録しましたよろしくお願いします。

考え直した手順は以下で

  • 元々のプロフィールは情報はスペックだけであり、自分らしさを掴むことはできない。

  • 自分を示すプライベートなストーリーが思いつかない。

  • 仕事の仕方や他人からの評価をベースにならストーリーが組めそう。

  • 「心理的安全性」をイメージづけるために、「頼りになる」、「人の話を聞く」、「周囲と仲が良い」というポイントを抑える。

  • 長所は「思慮深さ」、「アイディア」と言われたことがあるが、自覚もないので自覚がないことを受け入れられる形で書く。

  • 「心理的安全性」も「個人の長所」、職業とリンクしているので職業は障のない範囲で詳細に記載する。

  • 中身のなさを素直に受け入れて、それは長所の裏返しであることを素直に記載する。

  • 真剣な交際を望んでいることを素直に伝える

  • 相手に1文だけ問いを投げかけることで、ボールを無意識のうちに持たせる

見直した結果

ブログを書いている最中にそれなりにいいねが飛んできて、現在進行形で健全なラリーが続いています。話を聞くとかなりちゃんと読んでいるようで、プロフィールの大事さを痛感しました。

会話のラリーが続いている

今ラリーが一応続いている相手がいます、この方とラリーを続けるにあたって、
自分のプロフィールに需要があるという仮説を元に、相手のタグや写真から人格的な輪郭を読み解きました。
結果「心理的安全性」、「包容力」、「家族愛」といったあたりを重点に置かれており、「内面的」なポイントも需要としてあることを本当の意味で理解しました。「顔がイケメンじゃない」からって人間卑下するもんじゃないですね。

ラリーも最初はぎこちなく
私「<趣味>がお好きなんですね?」
相手「xxxは苦手なので<趣味>が伸びたんだと思います」
という感じで結構なレベルの繊細というか、若干天然なんだなと思いました。

傾聴に徹すると比較的良いラリーが続いていて、かなり向こうから根掘り葉掘り聞いてこられ、少し前あたりから送信した時に即既読になったところからすると、一定信頼と期待感はありそうです。
ラリーをする際に神経を使うのが、もともと私は一回の発信に対して多めに情報量を入れるので以下を意識してました

  • 情報量を1/4以下に減らすことを意識する

  • 相手のボール保有権を破壊しない

私の感覚的に匍匐前進をするような会話のしかたになっております。
地雷原を歩くような感覚は、大機雷なんですがこれも人生修行。

ゲスな話ですが、Pairsに似ている人機能ってあるのですが、AIで相手の顔が誰に似ているかを弾き出してくれるみたいで、顔写真見えない相手でも他の人の写真からプロファイルすることは可能です。
もしかしたら、美人じゃね?という期待感は実際あったりします。
会えるところまで行けるか。

急に既読がつかなくなった

向こうと2日目の会話を始めたのだが、急に既読がつかなくなった。
正直うまくいっていたので、心理的には気が気じゃない。
一見普通に流れた平和な会話の中でどっかで地雷を踏んだ可能性もあるので、
追いメッセージを1つだけ書いて放置している。
会話の流れで、私からの質問が多めになったりデートを意識する話をしすぎた気をしますが、本当の理由はわからないので1日2日待たんといかんので、この仮説を元に図らずも急いてしまったと詫びを入れる、追いメッセージを入れて様子を見ることにしました。
結果は後日のこと。

※リアタイで既読になったので、単に寝てただけかもしれない。

現時点でのファクトと仮説

ファクト

  • プロフィール変更の結果によって、安心感を強く求める人が自分に興味を示した。

  • 自分のプロフィールを真面目に見直すと、自分の需要は繊細な人にあるかもしれない。

  • 清潔感がある人が否定しない程度の清潔感のある顔はしている

仮説

  • 私の場合は、顔写真を載せない人やそれに類する人へのアプローチが有効である。

  • 自分への需要は思ったよりはありそう、オーシャンが見えてないだけではないか?

  • 会話の維持による継続的な前進を行うのが良く、次のステップにつながる話はこちらからは安易に切り出さない方が良い。

  • 基本的には男性から聞くのではなく、受けに回る方が良い。会話のきっかけに質問するにしても、相手にうまくボールを持たせる展開を考えるべき。

自分の中の空虚を認めて決別する

ここ最近、10年間の怠りからの”空虚な日々”を過ごしてた事実と向き合うことが多く、自分にとっての”実”ってなんだろうと考えることが多く、様々なことをきっかけに続きました。
10年間はシステムエンジニアもやってましたが、半分はフリーターや軽貨物ドライバーみたいな労働もやっており、自堕落さから苦悩を抱えながら生きてました。

ここにきて、マッチングアプリと向き合ってプロフィール書きながら痛切に思おうのは、自分は好きだったものがなんだったか、深いことが言えない、音楽の趣味、技術的な知識、好きな食べ物についても表層的で、まとめサイトレベルの話や小手先のことしか言えない自分への情けなさです。
そればかりか、毎日キラキラ生きている人に対して心の壁を作ったり、僻んだりすることもありました。これらの虚妄を捨て去り、少しでもプロフィールが充実するように自分が関心ある物事へ向き合って生きようと思います。

実を取り戻すことって「自分の好きをこだわり抜いて生きる」こと「形にして外に示し続ける」であって、それを教えてくれた同僚達に感謝の思いがやっている中で湧いてきました。

今回会えて、個人的な恥を晒すようなnoteを書いたのは、「形にして外に示し続ける」ということへのマニフェストであります。

読んだ感想があれば是非ともお寄せください。

「ありがとう、マッチングアプリ、Fxck U!! matching apps」

"トニコレットのダブルFU"


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