五輪作業員の外国人

今日、五輪作業員の外国人がコカイン所持で逮捕された。発電機関連の技術者らしいが、何故発電機の技術者が外国人なの?と思った人もいるかと思う。

捕まったのは欧米人。安い労働力として雇われた東南アジア人とは違う。

オリンピックって利権の塊ということは昨今騒ぎで皆さんご存知だろう。
しかししかし、欲張り貴族は1滴の水も溢さないよう会場(現場)スキームを組んでいるのだ。ここまではマスコミも報道しない。

ほんとざっくり言うと、IOC指定の業者(もちろん海外企業)がおり、その会社が持つ資機材の使用も指定してくるのだ。RWCも同様であった。。
会場にある従来あるのにその業者が持ってくる発電機、観客座席、音響機器、照明などを使わなくてはならないのだ。(会場ごとに詳細は違ってくると思われる。技術屋でないので、割愛) 

RWC2019で豪州vウェールズの残り5分ほどのところで会場である東京スタジアムの照明が落ちてしまった。仮設の照明が生きていたのと、ラグビーという競技が雑破な特性上(笑)難を逃れたが、原因は指定業者の発電機のショートだったらしい。

要は上から下まで五輪貴族の欧米人の枠組の中で、この手の大会は行われているということだ。サッカーも然りだろう。

そんな利権集団が大挙してやってくるわけで、極東のイエローからおいそれと中止だ、なんて言えるはずもない。
日本企業でも強引ワンマン社長が決めたことを平社員が拒絶したらどうなるか?

一連の五輪騒動も社会の縮図に過ぎないのだ。

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