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EP015 ちゃってチックRadio「バッハのように、シンプルに(前編)」

EP015 ちゃってチックRadio
「バッハのように、シンプルに(前編)」にて
会話中に出てきた用語・ネタの補足です。

ゲストにDTMコンサルタントのshoさんをお迎えして、テクノロジーのや技術の進歩によって、激しく環境が変わっていったこの約30年間、どのようにDTM(デスクトップミュージック)や曲作りが変化し、発表の場が動いてきたのかをお聞きしました。大変おもしろい話だったので今回は前・後編に分けてお届けしています。

※DTM(デスクトップミュージック)とは、パソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽、あるいはその音楽制作行為の総称。


今回のゲストDTMコンサルタント sho(ショウ)さん
プロフィール
声楽家の父、オルガニストの母のもとで育ち、5歳の時に触れたYAMAHA DX7に衝撃を受けシンセサイザーの洗礼を受ける。
初めての打ち込みは小学生の時、その後14歳でシンセサイザーを購入。以来現在までの約25年に渡ってトラックメークを行ってきた。2006年頃から制作基盤をソフトウェアに転換する。
個人名義の他、2014年からDJ Esakiと「Siguiente Tecnologia 」を、2016年には福岡のtop female DJの1人であるDJ JAMMYと「The Dealer」を結成するにいたる。
そしてThe Dealerプロデュースのトラック「Push」が世界最大規模のフェス「Tomorrowland 2016」で、Siguiente Tecnologiaプロデュースのトラック「Get On The Bus」がブラジルのクラブ、Warung Beach Club 15 Years にてハウスのビッグレーベルであるDiynamicのオーナー、SolomunによってプレイされたことがきっかけとなりManualオランダ)、Glasgow Underground(イギリス)、dear deer(ウクライナ)、Eleatics(ドイツ)などヨーロッパの主要レーベルからのリリースを果たした。その前後もHouseやTechnoといったジャンルを中心にプロデュースし、福岡を拠点に様々なイベントに出演するに至る。

トラックメークにおける座右の銘は
「バッハのように、シンプルに」

運営されている
Cor Recordingsのプロフィールより

shoさんの曲や
ユニットでやられている曲など聞ける
Sound Cloud


noteのページもあります。


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EP011より
YoutubeやInstagramのIGTVでも
動画版をご覧いただけるように
なりました。

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ちゃってチックRadioはもともとPodcastの番組でしたが、EP011よりPodcastの収録をInsta Liveの生配信、もしくは動画撮影を同時に行い。編集後PodcastとYoutubeとIGTVにて公開しております。

見る方、聴く方の環境にあった
プラットフォームでお楽しみください。


今回の収録は
shoさんの曲作りの拠点
「スタジオ303」
にて収録いたしました。

303って聞くだけでも
ニヤッとしますね。

画像3


0:26〜オープニングトーク

ゲストのshoさんの紹介と
出会いの話。

2012年頃
共通の知り合いのDJパーティで
知り合う。

多分このときの
Factoryじゃないかな?
2014年


1:20〜Aniさんといえば
NUDISCO(ニューディスコ)

最近はすっかりDJ mix
作ってませんが
ご興味あったらどうぞ!

 

2:00〜shoさんと
初めてお会いしたとき
DJではなく、DJの選曲に合わせ
鍵盤を即興で演奏されていた。

画像4

上で紹介した、instaの元写真探したら
DJブースの横でPCDJのセットと
鍵盤の前に立つshoさんの姿が
写ってました。


03:40〜EP012の
くりかえしのミュージックの話


4:50〜DTMの最初は
オールインワンシンセと言われる
曲を組み立てることができるシーケンサー内臓の
シンセサイザーを使って曲のコピーから〜

小室プロデュースシンセ
YAMAHA B2000

画像1


ちなみに私aniは
初期モデルB200を持ってました…

画像2

小室哲哉のすごいところは
このあと小室プロデュースで
ミリオンヒットを飛ばすだけでなく
日本中にDTM少年や、シンセ少年を
たくさん生み出したこともすごいのでは?


06:20〜ヒット曲はコード進行が
すごいシンプル




08:20〜ここで鍵盤登場。
実際演奏でシンプルさを
説明してくれる。


Holiday / Madonna


Can't Stop Fallin' in Love / globe


10:50〜ダンスミュージックに
もろ影響を受けたアーチスト
「Underworld」



11:20〜あの頃の僕らの
三大ダンス・ミュージックアーチスト
Underworld

Chemical Brothers


Fatboy Slim


そして

Prodigy


12:00〜EOSでは
出せない音作り

新しいシンセを買う

Nord lead3
(発売期間 2001-2007)

当時ちょっとした
中古車並の価格

アナログモデリング
シンセブーム到来

デジタルシンセが主流の時代から
アナログシンセをデジタル信号処理を用いて、
シミュレーションをして音を作るシンセ


12:30〜リリースの音の話(ADSR)


13:50〜Nord Lead3
ロータリーエンコーダのLEDの話



15:40〜Windows Me


PCのシーケンスソフトから
MIDIで電子楽器を演奏して録音する時代。


17:00〜シンセの話

KORG MS-2000

KORG Karma


PCソフトのシーケンサーの話

XGWORKS



18:10〜2006年シーケンスソフトから
デジタルオーディオワークステーションの時代に

PCの中のソフトウェアだけで曲作り
する時代へ


19:10〜Daft Punkの
technologicやサンプリング技術に
感動して

technologic / daft punk


20:00〜 MacBook Proと
Abelton Live5を購入


daft punk harder better faster stronger
daft punk


曲作りがMIDIからオーディオへ
パソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽から、PC上のDAWソフトで、サンプリング(録音)された音を、切ったり貼ったり並べたりして作るようになる。

DAWとは
デジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation、略称DAW)は、デジタルで音声の録音、編集、ミキシング、編曲など一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを指す。


20:40〜
Don't Tell Me
Madonna

声だけを抜き出して
リミックスなどを作り出す。


21:00〜native instruments
komplete の話

150以上の製品、90,000以上のサウンド、
900 GB以上のコンテンツ
ソフトウェアシンセ、サンプラーなど
インストゥルメント、エフェクトを多数バンドルした製品
定価204,800円

シンセ一台10〜20万と考えても
このパッケージだけで約20万は
破格値。



24:10〜DJの話

2007年ごろCDJを購入

まだsound cloudも無く
youtubeに自分の曲を
上げる文化もなかった頃…

自分の曲を流す機会として
DJを始める。


24:50〜スナックでDJ


25:20〜DJとしての変化
今の曲作りの相方 DJ Esakiとの出会い。

1曲ではなく、
プレイする1時間で流れを構成をする。


26:00〜
 バンドやライブでは曲ごとに
曲ごとにテンポが違うのは当たり前
ライブ前に演奏する曲が決まっているのが
ほどんど

しかし

クラブやDJカルチャーでは
テンポはある程度一定で
与えられた時間の中で
フロアの雰囲気を見つつ選曲しながら
構成してく。

この違い…

DJ Esakiとの出会いが
音楽やDJカルチャーの価値観を変えていく


27:20〜テクノは
「オヤジのセックス」


28:10〜DJフェスの
サブステージの面白さ


29:30〜 時代が進み
2010年代中頃にいよいよDJ Esakiと
一緒に曲作りを始める…


前半戦はここで終了。


DJ Esakiとの曲作りは?
コロナ渦で広がっていく
発表する場の話など
次回 後編の配信も
ぜひお楽しみに


ちゃってチックRadioに関する
ご意見ご感想、
ゲスト出演の希望などは、
twitterのDM
instagramのメッセージ
またはメールアドレス
chattetic@gmail.comまで
お送りください。


このnoteでは
ちゃってチックRadioの話を元に
補足や備忘録として書いています。

補足内容に不備や正確ではないところが
あるやもしれませんが、大まかな概要と
いうことで「なんちゃって」で
「○○チック」な気持ちで
読んでいただければ幸いです。


EP015の後日談
音楽を聴く側と、作る側にある
薄いような、分厚いような壁
それを超えるたった一つの方法
「やる」という行動。
さらにそれを「やり続ける」ことの力強さ。
それを「楽しい」と思えることの素晴らしさ。
自分の「好き」を自由にしたいと思う
楽しい時間でした。後編もお楽しみに

追伸
収録後、EP014でも話したTiktokのことを
話したら、shoさん早速Tiktokを始めてました。
このスピード感も「今」という感じがしますね。
流石です。


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EP011より
YoutubeやInstagramのIGTVでも
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