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我が母の想い出

先日、記事を書いていて、

突然気づいたのだが


自分がこんな脳内だけエロい人に育ってしまった原因だが、

要するに実家の本のラインナップがほとんどフランスエロ性愛小説で、CDのラインナップがほぼ全部ブラックミュージックという家庭に育ったためではないか、

すなわちすべての原因は我が母のせいではないだろうか。

ずーっと自分が生まれつき変だと思っていたがあの環境では多少イカれてくるのも無理ないような気がしてきた。


母がどうしてそんなヒトだったのかはわからない。

全くビッチではない真面目な主婦のはずだが内面がパンクな人であった。

たとえば母が洗濯物を干すときは、母はジャズ好きだが英語は全くに苦手なので、普段好んで聞くジャズやボサノバではなく、

鼻歌で楽し気に妙にやさぐれた歌を歌うのである。

特に思春期につらかったのは、尾崎豊の15の夜


人が反抗期の時にママ側から先に尾崎豊に共鳴してしかもうろおぼえで

「♪盗っすんだバイクで走っしり出し~」

って楽し気に歌いながら洗濯物を干されると、なんか、きつい...。


ママにあるまじき洗濯ソングとして

「♪堕ちてゆくのも~幸せだよと~」

「♪あとは焼酎を飲んで寝るだけ~」

「♪おいら岬の灯台守さ~」

「ヨイトマケの唄」

あたりもキツかった。

洗濯物干すのを手伝っても拒否しても

思春期らしい健全な反抗期が非常にやりにくい。


ちなみに母の実家=我が祖父は代々「聖職者」である。

(ちなみに聖職者な祖父も時々パンクだった…まてよ、つまり血か…)




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