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マヨコンヌの官能小説『女主人と下僕』

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昔々ロシアっぽい架空の国=ゾーヤ帝国の混血羊飼い少年=ディミトリは徴兵されすぐ敵の捕虜となりフランスっぽい架空の敵国=ランスで敗戦奴隷に堕ちました。『お前の顔は若いころのわしそっ…
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2020年9月の記事一覧

4-1 貴女にとって最も危ない男とはこの ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

マーヤの家。 その家は堅牢な石造りであったが、上級市民の住まいとしては、かなり地味で簡素な外観のやや街はずれの一軒家であった。上級市民の洒落た邸宅というよりは、避暑地の簡素な別荘とか、田舎の裕福な土地持ちの農家の家のような外見だった。庭は広いが、野花と植えた花が混じり合って咲く、地味な庭だった。 ディミトリは、ザレン茶舗の仕事の休みの日に、小遣い稼ぎに庭仕事も請け負ったりするので、この野草が咲き乱れる庭をよくよく観察すれば、珍しい高原の花をわざと植えてあったり、大きくなり

4-2 使用人は今日はいませんの ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

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4-3 下僕、女主人にぎりぎり紳士な口づけを返す 小説【女主人と下僕】

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5-1 わしがついている以上お前がマーヤを一度でも抱けば完全にお前の勝ちだ ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

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5-2 下僕、爺をぎゃふんといわす ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

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5-3 爺、下僕をぎゃふんと言わす ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

----前回は、爺がぎゃふんと言わされましたが、今度は若い下僕がぎゃふんと言わされます。しかも下ネタで。爺さんのくせに大人げないです。とても大人げないです。---- 翌日、役場でディミトリの普通市民権取得の手続きが終わり、ディミトリとザレン爺は馬車に乗って茶舗に戻っていた。 馬車の中でディミトリはほとんど当惑したような顔で手の中の書類を眺めていた。 ザレン爺はその姿を見て笑った。 「変な気分だろう」 「へえ...こんな紙ぺら一枚で...」 「懐かしいな」 「?」

6-1 上 俺が本気になったらご迷惑ですか ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

午前の6の刻。夜は明けたかどうか、まだ早朝という時刻である。 ディミトリがマーヤの家にはじめてやって来てすぐ帰ったあの日から三日後。 マーヤは、馬の足音がしたあとに戸口が控えめにノックされたのを、寝室で夢うつつで聞いた。 早朝でもあるし、ネグリジェのままなので普段なら居留守を使うところだが、ひょっとして、という思いでそろいの薄いシルクのガウンを羽織って階下に降りて扉の覗き窓を見ると果たしてそれはディミトリであった。 「ど、どうされましたの?とにかく...そっとお入りに

6-2 下 俺が本気になったらご迷惑ですか ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

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6-3 上 新米狼、赤ちゃん虎に返り討ちに遭う ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

ディミトリはマーヤに普通市民権の書状とザレン茶舗本店の店長になる辞令の二つの書状を見せて、緊張した声で尋ねた。 「ご迷惑、ですか?…マーヤ様にとっちゃあ、大迷惑もいいところかもしれねえが、だが、だが…俺は勝手に、もう決めたんだ」 (もしマーヤ様が本気で俺と一緒になってもいいと思ってらっしゃるならここで素直に喜んで下さるだろう) (だが、もしマーヤ様が俺の事を「良家への輿入れ前の一時の遊び」のつもりならここで困った顔をなさるはずだ。俺のことは好いてはいるがさすがに結婚は無

6-4 下 新米狼、赤ちゃん虎に返り討ちに遭う ~小説「女主人と下僕」

~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~ (やばい...ッ!間違え...た...ッ!) (信じられねぇ…!!憧れておりますのよ、だとッ?!…マーヤ様は俺の事、遊びなんかじゃないんだ...!真面目なお気持ちなんだ!...そんな事があるなんて…!そんな事があるなんて!!!…この人は、本当に誠実なお気持ちで夫婦になろうと仰って下さってるんだ!!たかが...たかが俺なんかに!!!) (...だったら!こんな!いきなりベッドまで強引に引きずって来るつもりなど、俺は決して無かった...ッ

7-1 女主人、ベッドで下僕に練習させられる ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

ディミトリは天蓋付きのベッドに、同じくベッドに腰掛けたマーヤを、後ろから、腕の中に抱くようにして座っていた。 つるつるとした絹のネグリジェに包まれた、かすかな甘い女の匂いがする柔らかい身体、吸いつくようなもちもちとした光る白肌が、自分にくったりと身体を預け、囁き声で自分に一所懸命甘えてくる。 その時、ディミトリの脳裏には昨晩ザレン爺から聞き知った「処女のほぐし方」の話が浮かんでいた。その話は、ディミトリはいままで聞いたこともない、常識外れなほどに丁寧すぎるやり方で、また、

7-2 下僕、爺の変態説教に膝を打つ ~小説「女主人と下僕」~敗戦奴隷に堕ちた若者の出世艶譚~

チークの大きな天蓋付きのベッドの中。 ディミトリが喰らいつくような口づけをしながら、マーヤをベッドにゆっくりと押し倒して、それからしばらくしての事である。 「ぁあ!ディ!ディミトリ様…っ!なに…これ!体の奥から熱いような感覚が…じんじん掌の真ん中まで伝わってきて…!なにこれ…っ!こんな感覚...はじめて…しかも反対側の掌まで…あついの…!何が一体どうなってるの...!」 ディミトリにとっては、まさかの事が起こった。 マーヤはみるみるうちに荒いため息をつきはじめてくねく

7-3 下僕、気になり過ぎて眼すら逸らしていた箇所を愛撫す 小説「女主人と下僕」

マーヤがベッドに仰向けになって身をくねらせるたびに、薄菫色のシルク のネグリジェ越しにではあるが、マーヤの大き過ぎるふわふわの柔らかい胸が右に、左にたゆん、たゆんと揺れるのが分かる。シルクのすべすべした布の上からそのたゆんたゆんの大きな盛り上がりの真ん中に小さな小さなつん、と尖った部分も見える。たゆんたゆんが揺れるたびに、その可愛らしい小さな突起がシルク越しにつつーといっしょに滑っていくのが見える。 「その、胸…も、触って、良い…だろうか?」 またディミトリは、いまさらに

7-4 女性を本当に気持ち良くするおっぱいの揉み方 小説「女主人と下僕」

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