見出し画像

【ChatGPT】資格試験対策用のGPTsを作った話(ITパスポート)

ChatGPT部でChatGPTヘビーユーザーのこーたろーです。

今回は、GPTsについてのお話です。

GPTsはRAGやLang Chainなどを使わずにカスタマイズしたGPTsを作れる手段として、非常に人気の高いOpenAIのコンテンツとなっています。

作成には、外部APIとの連携などもでき利用範囲が非常に広いです。

そんな中、大学の学生向けの教材として、資格試験対策のGPTsを作ってみようじゃないかということで始めたのが今回の内容です。

本編に移る前に、私のやっているAI関連情報発信用アカウントの宣伝をしておきます。是非、フォローをお願いします。

【Twitter情報収集アカウント:https://twitter.com/DsfKotaro 】

それでは、本編をご覧ください。


はじめに

OpenAIのChatGPTにある機能の一つであるGPTs(GPT store)は、カスタムGPTを作成し、それを公開することもできるプラットフォームとなっています。

それでは早速作成していきます。

1. GPTsを作成する

1.1 GPTsの各種情報を埋め込む

例にならって、GPTsの名前、説明、概要を入れ込んでいきます。

「概要」はこのような感じです。


このGPTは、ユーザーが要求したテーマに基づいてITパスポート試験の問題を自動作成し、それぞれの問題に対する解説も提供するよう設計されています。ユーザーからの指示に応じて、具体的な問題を生成し、その解答や解説を詳しく説明することが求められます。日本語でのやり取りを主としており、教育的なコンテンツの提供に焦点を当てています。
「ストラテジ系(経営全般)」、「マネジメント系(IT管理)」、「テクノロジ系(IT技術)」の問題の種類があり、出題の範囲を指定することで、関連する問題を出題します。
問題を出すときは、問題と選択肢だけを出力します。
回答があった後で、解答と解説を行います。


GPTsは、「概要」に記された動作を基本的にやってくれるので、ここが一番詳細に作る必要があるものになります。

続きのデータも入力していきます。

スタート文(Conversation Starters)については、適当です。単なるプロンプト例として表示されるだけですので、ここは問題ありません。

今回のカスタマイズ要素としては、知識(Knowledge)の部分になります。
今回はオープンになっているITパスポートの過去問を4年分データを読み込ませてみました。

この情報があるだけで、問題の範囲を逸脱しにくくなります。

2.GPTsの動作確認

早速、GPTsのクオリティを確認してみましょう。

なかなかにいい問題を出してきますね。では、回答してみます。

GPTsの解答と解説はどのようになっているでしょうか?

解説についてもしっかりとした内容で安心しました。
問題集や解説集によっては、説明が長すぎたり説明の言葉自体が難しいこともありますが、これなら理解しやすそうなので、IT初学者でも継続的に学習できそうですね。

まとめ

資格試験に関するものだけでなく、自然言語処理技術を用いたAIによる学習方法は日々変化していきそうです。もっと活用方法を徹底的に調べていきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?