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ChatGPTプラグインでダイレクトにPPT作成![Smart Slides]

ChatGPT部のこーたろーです。
最近、ChatGPTのプラグインも次々と登場し、どんどん業務シーンでの活用が進んでいます。

以前、ChatGPT部のはらださんの記事では、ChatGPTでマクロコードを作成して、PPTで実行。PPTを作成するという記事がありました。

また、ChatGPTで作成したストーリーでGammaというWebアプリでPPT資料にする記事もありました。

今回は、ChatGPTのプラグインを使って、そのままPPT資料を出力したいと思います。それが「Smart Slidos」というプラグインになります。

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それでは、本編をご覧ください。


1. はじめに

ChatGPTのGPT-4.0が発表されて、そろそろ半年になります。その間に様々なプラグインが発表されました。

その中でも業務効率化に役立つプラグインも複数存在しています。今回紹介するのは、PPTをChatGPT内でファイル作成までワンストップで完了させるプラグイン「Smart Slidos」です。是非、ご覧いただいて、使っていただければと思います。

2. Smart Slidosを使ってみる

2.1 プラグインのインストール

ChatGPTのプラグインは、有料版ChatGPTであるChatGPT Plusでのみ利用可能となっています。利用する場合には、ChatGPTの有料版を契約しておきましょう。

プラグインがまだインストールされていない人は、Plugin Storeから「Smart Slidos」を検索してインストールしましょう。

2.2 スライドの内容を考える

今回、ChatGPTでPPTに起こす資料は、大人気アニメ「鬼滅の刃」についてのプレゼンテーション資料です。
この内容をChatGPTに起こすために、プラグインは「WebPilot」と「Smart Slidos」を利用しています。

「WebPilot」は利用している方も多いと思いますが、ChatGPTで学習していないデータでも、Web検索を行って内容を検討してくれるものになります。

最初、PPTの内容はWebPilotのプラグインを使用します。

PPT内容作成

詳細のChatGPT回答については、「実行プロンプト」の方でご確認ください。

全体で1〜7項目でまとまっていましたので、そのパートごとにPPTの資料にしていきましょう。

2.3 Smart Slidosを使ってPPT起こし

内容が決定したら、早速「Smart Slidos」を使ってPPTにしていきます。
実行プロンプトとしてはこちらのように指示をしました。

PPT化プロンプト

実行結果としては、PowerPoint資料のダウンロードURLが返ってきます。早速できたPPTを見てみましょう。

Smart Slidos出力結果

実際の資料も合わせてどうぞ。

3. 一体どこまでできるのか

さて、このSmart Slidosですが、ChatGPTからの資料作成をどこまでコントロールできるのでしょうか。確認していきます。

3.1 デザインの変更について

デザインは変更可能か?

ChatGPTからの回答は以下の内容でした。

「はい、スライドのデザインは変更可能ですが、このプラグインを使用して生成されたプレゼンテーションは基本的なデザインテンプレートに基づいています。具体的なデザインのカスタマイズ(フォント、色、背景など)は、ダウンロードしたPowerPointファイルを開いて、通常のPowerPointツールを使用して手動で行うことができます。

PowerPointには多くのデザインテンプレートとカスタマイズオプションがありますので、お好みに合わせてスライドを調整することができます。

もし特定のデザイン要件があれば、それに基づいて手動で調整する方法についてのガイダンスを提供することもできます。何か具体的な要望や質問があれば、お知らせください!」

ということなので、再度確認してみます。

デザインの編集は直接できない?

ChatGPTの回答はこちらです。
「申し訳ありませんが、現在のsmart_slidesプラグインでは、スライドのデザインやレイアウトをカスタマイズする機能は提供されていません。生成されたプレゼンテーションは基本的なデザインテンプレートに基づいており、特定のデザイン要素のカスタマイズはプラグイン内で行うことができません。

したがって、具体的なデザインの変更やカスタマイズは、プレゼンテーションをダウンロードした後、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトウェアを使用して手動で行う必要があります。

もし具体的なデザインの要望や指示があれば、それに従って手動で編集する方法についてのガイダンスを提供することができます。何かお手伝いできることがあれば、お知らせください!」

3.2 フォント

フォントについても確認してみました。

フォントの設定可否

回答はこちらです。
はい、フォントなどの具体的なデザイン要素も、現在のsmart_slidesプラグインではカスタマイズすることができません。生成されたプレゼンテーションは基本的なデザインテンプレートに基づいており、フォントの種類、サイズ、色などのカスタマイズはプラグイン内で行うことができません。

フォントやその他のデザイン要素の変更は、プレゼンテーションをダウンロードした後、Microsoft PowerPointなどのプレゼンテーションソフトウェアを使用して手動で行うことができます。PowerPointには多くのフォントとデザインオプションがありますので、お好みに合わせて容易に調整することができます。

もし具体的な編集の手順やガイダンスが必要であれば、お気軽にお知らせください。お手伝いさせていただきます!」

4. まとめ

次第にChatGPTというWebアプリでできる範囲は拡大していっていますが、まだまだ全てをワンストップでできる!というところまでできてはいないようです。逆に、PPTサイドがChatGPTのような大規模言語処理(LLM)を取り込むのが先かもしれませんね。

また、業務活用できるプラグインがあったら紹介します。

実行プロンプト


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