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茶太郎とのなんでもない日々のこと
【おすもう】
最近、茶太郎は中の人と「おすもう」をするのがブームです。
馬同士の相撲だと、立ち上がって歯をむき出して…というアグレッシブなものがあたりますが、茶太郎の「おすもう」はもっと優しいのです。
どんな風かというと、茶太郎の前で背中を向けて立っていると、その背中をお鼻で ぐいっ と押して人間をちょっと動かす、でも決して人間が倒れたりしない、絶妙な力加減で、ぐい、とするのです。(茶太郎と向き合っている時でも、人間のおなかにぐいっ、としてくる時もあります)
最初された時は、ちょっと人間と距離感が近すぎて、パーソナルスペースの侵害か?馬としてお行儀が悪いかも?と思い、軽く叱ったのですが、それにしても茶太郎の目がキラキラしている。
何度かされるうちに、もしかして?と思い、人間からも押し返してみたら、また楽しそうに茶太郎からもぐい、としてくる。
馬が本気を出せば、頸の力だけで人間を倒すことなんて簡単だと思うのです。でも、あえてギリギリのところで力加減をしてくるあたり、これは遊びだな、と思い付き合うことにしました。
【馬場がだいすき】
茶太郎の馬房は、馬場がよく見えるところにあります。他の馬が馬場で練習しているのを、窓から眺めるのが好きなようです。
最近は、人間が茶太郎との練習のために、馬場を片付けたりして準備していると、それをじーっと見ています。おめめをキラキラさせて、ずっと見ていて、人間がなかなか準備が終わらないと前がきをはじめます。
それでもまだ準備が終わらないと、「人間だけ馬場で遊んでずるい!」みたいな感じで鳴くんですよ。
馬の仕事場なので、馬場を嫌わず好きになってほしいと願っていましたが、楽しいことができる場所と思っていてくれるようで、良かったと思います。
最近は馬場へ出られる気配を察すると、嬉しそうに鳴いて早く出して!と催促してくるくらいです。そして自分から無口に頭を入れて、はずんだ足取りで馬場に出ていく茶太郎です。
もうすぐ28歳の誕生日、これからも元気に長生きしてほしいと思います。
いつも応援ありがとうございます。
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