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LINEよりも安心?「+メッセージ」 日本発メッセージアプリ

LINEよりも安心?「+メッセージ」 日本発メッセージアプリ - つみかさね
https://3yokohama.hatenablog.jp/entry/2024/05/15/180635

LINE以外にも安全なメッセージアプリを探している方はいませんか?日本の三大キャリア(docomo, au, Softbank)が共同開発した、安心安全なメッセージアプリ「+メッセージ」をご紹介します。「+メッセージ」は、LINEと似ている部分もありますが、セキュリティやキャリア間の互換性など、大きな違いがあります。

LINEのセキュリティに関する懸念
LINEは、一部のシステム開発業務を韓国の子会社に委託しており、ユーザーのトーク画像や動画データは韓国のデータセンターで管理されていました。また、2021年3月には、ユーザー情報が中国の関連企業からアクセス可能な状態になっていた問題が発覚しました。LINEは、トークデータの完全国内移転や中国業務の終了など対策を講じましたが、韓国のデータセンターでデータを保管していたことや、プライバシーポリシーで国名を明記していなかったことなどから、ユーザープライバシーへの配慮が不十分だったと指摘されました。

4000万人が使っている「+メッセージ」ってどんなアプリ?
「+メッセージ」は、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの日本の三大キャリアが共同で提供するメッセージングアプリです。従来のSMSやMMSをより進化させたメッセージングサービスとして、2018年にリリースされました。

「+メッセージ」の特徴
三大キャリア間で利用できるので、機種変更しても安心です。
電話番号だけで始められるので、面倒なID登録は不要です。
メッセージの内容はしっかり暗号化されるので、安心してやり取りできます。
テキストメッセージだけでなく、写真、動画、スタンプ、音声メッセージも送れます。

「+メッセージ」のメリット
三大キャリアが提供しているので、機種変更後も安心
日本の三大キャリアが共同開発しているので、キャリアが変わっても、今まで通り「+メッセージ」が使えます。
セキュリティがしっかりしているので安心
電話番号ベースで、メッセージの内容はしっかり暗号化されるので、個人情報やメッセージ内容が漏れる心配がありません。
IDやパスワードの設定が不要ですぐに始められる
電話番号だけで利用できるので、面倒な設定は不要です。
従来のSMSよりも便利に使える
従来のSMSの進化版なので、文字数制限がなく、写真や動画なども送れます。

「+メッセージ」のデメリット
LINEに比べて普及率が低い(LINE83%、+メッセージ30%)
「LINE」に比べて普及率が低く、まだ多くの人が利用しているとは言えません。そのため、友人や家族が「+メッセージ」を使っていないということもあります。
LINEほど多機能ではない
「LINE」のように、無料通話やビデオ通話、タイムライン、公式アカウントとの連携といった機能はありません。
キャリアユーザー以外には使いづらい
基本的にキャリアユーザー向けのサービスなので、SIMフリー端末や格安SIMを利用している人は、使いづらい場合があります。

「LINE」と比べてどう?
+メッセージの良いところ
セキュリティ面で安心
「LINE」もセキュリティに力を入れていますが、「+メッセージ」は電話番号ベースでアカウント管理を行うため、アカウントハッキングのリスクが低いと言えます。

使い始めるのが簡単
電話番号だけで利用できるので、新しいアカウントを作成したり、IDを管理したりする手間がありません。
+メッセージが劣るところ
利用者が少ない
「LINE」は日本国内で非常に多くの人が利用しており、友だちや家族と繋がりやすいです。「+メッセージ」はまだ利用者が少ないため、周りの人が使っていないということもあります。
機能が少ない
「LINE」は、「+メッセージ」にはない無料通話、ビデオ通話、タイムライン、公式アカウント、LINE Payなど、様々な機能を提供しています。

結論
「+メッセージ」は、セキュリティとキャリア間の互換性を重視するユーザーにはおすすめのアプリです。シンプルな導入と高い安全性が特徴ですが、普及率や機能の多様性では「LINE」に劣る部分があります。利用目的や重視するポイントによって、最適なメッセージングアプリを選ぶと良いでしょう。
「+メッセージ」は無料で使える?
「+メッセージ」は、会員登録や利用料金が一切不要で、無料で使えます。「+メッセージ」では、メッセージの送受信、スタンプや絵文字の利用が無料で、広告も表示されません。
「+メッセージ」は、携帯電話番号を使ってメッセージのやり取りができ、相手も「+メッセージ」をインストールしていれば、LINEのようにID登録なしで簡単にメッセージのやり取りができます。ただし、相手が「+メッセージ」をインストールしていない場合は、通常のSMS(ショートメッセージ)として料金が発生する場合があります。

iPhoneでも「+メッセージ」アプリは使える?
iPhoneの標準の「メッセージ」アプリでは、「+メッセージ」を完全に受信できない場合があるため、iPhoneユーザーにも「+メッセージ」アプリのインストールをおすすめします。「+メッセージ」アプリをインストールすれば、Androidスマホから送られたメッセージを確実に受信できるようになります。スタンプやファイル添付など、「+メッセージ」の便利な機能も利用できるようになります。もちろん、SMS/MMSと同様に、携帯電話番号だけでやり取りできます。ただし、iPhoneで「+メッセージ」を使う場合は、標準の「メッセージ」アプリと併用する必要があるため、2つのアプリを使い分ける手間がかかる点は注意が必要です。
参考リンク
4000万人が使っている日本製メッセージアプリ「+メッセージ」。LINEと似ているが大きな違いも
https://allabout.co.jp/gm/gc/503550/
ご利用方法:+メッセージ(プラスメッセージ)
https://www.au.com/mobile/service/plus-message/usage/
基本的な使い方 | +メッセージ(プラスメッセージ)
https://www.docomo.ne.jp/service/plus_message/usage/

KDDI、「Googleメッセージ」を標準アプリに LINEを含むメッセージアプリの地殻変動が起きそうだ
https://ascii.jp/elem/000/004/198/4198901/?topnew=9

KDDIが今後発売するAndroidスマートフォンにおいて、「Googleメッセージ」を標準アプリとして採用すると発表したのだ。
Googleメッセージとは、電話番号でメッセージをやりとりするSMSが進化したサービスと言えるもので、RCS(リッチコミュニケーションサービス)をベースにしている。RCSはSMSでは不可能であった、高画質の写真やビデオの送受信や既読の確認、エンドツーエンドの暗号化を可能としている。
 実は国内の3キャリアであるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、RCSに準拠している「+メッセージ」を標準アプリとして搭載している。+メッセージ同士であれば、写真や動画、スタンプなどの送受信が可能だ。

KDDIがこのタイミングでGoogleメッセージを載せてきた背景にあるのは、アップルの「iMessage」が2024年中にRCSに対応するというのが大きそうだ。
 これまでアップルのiMessageとRCSには互換性がなかった。RCSにiMessageに送ろうとしても、テキストしか送れないなど、ユーザーの思うとおりにはいかなかったのだ。
 しかし、アップルは欧州連合(EU)が異なるメッセージアプリの相互運用を義務付けた「デジタル市場法(DMA)」などの影響もあってか、2023年11月に「2024年後半にRCSに対応する」と声明を発表したのだ。
 アップルのiMessageがRCSに対応すれば、iPhoneユーザーとAndroidユーザー同士で、写真や映像を自由に無料で送り合える環境が実現する。
 もはや「AndroidだとiMessageが使えず、友達から仲間はずれにされるから、高くてもiPhoneを購入する」ということをしなくても良くなるのだ。
 アップルがRCSに対応すると聞いて、日本の+メッセージもRCSベースからRCS対応にアップデートするかと思いきや、その前にKDDIはRCSに対応したGoogleメッセージを標準搭載するという「荒技」をかましてきたのだ。
 そもそも、+メッセージはKDDIがやる気になってNTTドコモ、ソフトバンクを口説き落として製品化にこぎ着けたとも言われている。

LINEよりも安心?「+メッセージ」 日本発メッセージアプリ
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