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学習リーダーと生成AI
★ICT活用実践録★
これまで生成AIを授業で活用してきた中で
『生成AIはたまに嘘をつく』という感覚が子どもたちにあるように感じる一方で、伝わるようなプロンプトを考えていないようにも感じます。
今日は学習リーダーを取り入れた学習に、生成AIもファシリテーターとして取り入れてみました。
今日は『拡大図と縮図』の1時間目
三角形と正方形から成る複合図形を様々な倍率で提示したプリントから、形が同じ図形を探す学習でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1720797272633-mSRaEKz9Q9.png)
最初は、子どもたちは『合同な図形』を見付けていました。
合同な図形について
①対応する辺の長さがそれぞれ等しい。
②対応する角の大きさがそれぞれ等しい。
③面積が等しい。
と言うことを確かめました。
そこで『大きさは違うけど形が同じ図形を見つけたんだけど』と子どもたちに相談しました。
わかったという児童が少しずつ出たけど、全員が納得しなかったので、生成AIの登場。
プロンプトも児童が考え、今回は『形が同じだけど大きさがちがう図形はありますか』にしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720796313052-xSjVI0vM9p.png?width=1200)
今回は、一発で知りたい情報を教えてくれました。どうやら拡大図と縮図という関係があるらしいと子どもたちは話し始めました。
そこで
①対応する角の大きさがそれぞれ等しい
②対応する辺の長さの比がそれぞれ等しい
ことがわかり、調べ始めました。
こうして、学習リーダーの進行と生成AIの助けで、拡大図と縮図の性質を理解することができました。
最後は教科書を用いて、丁寧に確認して授業が終わるわけですが…
『あれ?面積はどうなるの?』
『2倍の拡大図だから面積も2倍でしょ?』
『いやいや、マス目数えたら違うよ』
『どうする?AI先生に聞いてみる?』
おっ!?どうする!?
遠くから見守っていました。
『これは自分たちでできそうだから、みんなで調べてみようよ』
家庭学習で取り組もうとする児童もおり、面積は次回の課題になりそうです。
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