ウーバーに過去最大の制裁金470億円、オランダ当局…運転手データを米国に転送

読売新聞より
オランダのデータ保護当局は26日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズに対し、2億9000万ユーロ(約470億円)の制裁金を科すと発表した。米ブルームバーグ通信によると、ウーバーへの制裁金の規模としては過去最大。ウーバーは異議を唱える方針という。

2021年8月から23年末頃まで、欧州のウーバー運転手のデータを米国に転送して保存した行為が、一般データ保護規則(GDPR)違反にあたるという。データには、運転手の免許証や位置情報、支払い情報のほか、犯罪歴などの機微な情報も含まれていた。

GDPRでは、個人情報の欧州域外への持ち出しを原則として禁止し、持ち出す場合は厳格な保護措置を講ずるよう企業に求めている。ウーバーは十分な保護措置を実施していなかったという。

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