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NEMdev.nagoya#1 Report

こんにちは、ちゃー(@chasan1984)です。

2018/6/10(日)、NEM開発者勉強会「NEMdev.nagoya#1」を開催しました。25人という小規模な勉強会でしたが、なんとか成功することができました。今回は勉強会の目的や内容をまとめてお伝えします。

目的

勉強会の目的は「NEMの開発者を増やす」ことです。

NEMは様々な機能が用意されており、それらの機能にAPIを使ってアクセスすることができます。

Webエンジニアであれば簡単にブロックチェーンにアクセスできることを知ってもらい、NEMで何か作ろうと思う人が増えることを期待しています。

またプログラミング初心者にはAPIとは何にかということから知ってもらい、開発に興味を持ってもらうことも期待しています。

内容

勉強会は3部構成で行いました。

1.  NEMの概要、APIの使い方などの発表(Lightning Talks)

2. 日本初!! Nem BlockChain Centerからの中継

3. 参加者全員での懇親会

1. NEMの概要、APIの使い方などの発表(Lightning Talks)

最初はNEMの概要やAPIの使い方などを3名の方から発表いただきました。

1人目は私から「誰でも分かる初めてのNEM」。仮想通貨、ブロックチェーンについて話した後に、NEMの概要・機能・プロダクト・コミュニティについてお伝えしました。

今回はNEMのことを全く知らない人もターゲットにしていますので、基本的なことだけに絞って話をしました。コミュニティについて調べると、この半年間日本で行われたイベントの多さに驚きました。

2人目の発表はFumito Mizunoさん(@ounziwa)から「QRコードで、かんたんNEM決済」。Mizunoさんが経営されているホームページ制作・運営コンサルティング会社でNEM決済を導入していることもあり、実際にNEM決済のやり方を動画で説明していただきました。

QRコードの中身はどうなっているの?入金の確認は技術的にどうやるの?など普段は知ることのないNEM決済の技術的な部分を知れたのはよかったと思います。

3人目の発表はぐっちさん(@gucchi1988)から「実践向けNEMプログラミング入門」。NEMのAPIの使い方を詳しく説明していただきました。Nemberはおなじみの「XEMBook」を題材に具体的な話をしていただき、とてもよかったです。

資料も公開しておりますので、これをきっかけに開発する人が増えることを願っています。

2. 日本初!! Nem BlockChain Centerからの中継

3人の発表が終わった後にマレーシアにあるNem BlockChain Centerから中継をしました。ザ・ニンヂャさん(@cryptoZZ)とnemiconさん(@_nemicon)が前日にタイで日本人向けのNEMミートアップを開催していた為、マレーシアにあるNem BlockChain Centerから中継が実現しました。

当日はNem BlockChain Centerはオープンしていなかったのですがザ・ニンヂャさんがスタッフにお願いして、この勉強会の為にオープンしていただきました。本当にありがとうございます!

中継の内容はタイミートアップの話、Nem BlockChain Center内の探索、スタッフインタビュー、質疑応答でした。

Nem BlockChain Centerはとても広く、オシャレな印象でした。コワーキングスペースとして誰でも入ることができるみたいです。NEM関連のプロジェクトも入っているみたいで、こういった物理的な場所があることはとてもいいですね(日本にも欲しい!)

スタッフの方は日本が好きということもあり、とても好意的でした。東南アジアで動いているNEM関連のプロジェクトがどういうものがあるかという質問に対しても丁寧に答えていただきました。

ただ日本のNEMコミュニティ活動が世界に届いていないという課題も見つかり、今後は世界に向けて発信を増やしていく必要があります。

3. 懇親会

最後に参加者全員で懇親会をしました。お一人で参加されている方も多かったのですが、盛り上がってとてもよかったです。

自分で考えてきたNEM関連の企画書をプレゼンしていただいた方、関東からわざわざ来ていただいた方、家族で来てくれた方など本当に温かい人が多くとても楽しい時間を過ごすことができました。

最後に

NEMdev.nagoyaを開催して、プログラミング初心者ですがNEMを触ってみますという方や、ブロックチェーンに興味があるエンジニアでもAPIがあることを知らなかったという方もいて、わずかではありますが価値ある勉強会になったと思います。

また今回多くの方からご支援をいただきました。出張NEMcafe、NEMグッズ、運営のお手伝いなど、皆さまのおかけで勉強会を開催することができました。本当にありがとうございました。

これからもNEMの開発者が増えるように活動を続けていきたいと思います。


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