M:tG異世界転生~94年までのカードしか存在しない世界


「Juzam Djinn入荷してますよ!」
「あっ、Juzam Djinnもう完売したみたいです…」

おかしい。俺はさっきまでラガバン、死儀礼、ホロウワンが殴り合う2022年にいたはずだ。それなのに皆Juzam Djinnの話ばっかりしている。
どうやら俺は1994年にTime Walkしてしまったらしい。

これは1993年

時は旧作杯Vol.4の5日前。知り合いとこんな会話をしていた。

A   :それをいいねしたって事はオールドスクールにご興味が!?
B   :いやー、敷居がね。
ちゃば :実は再販されたカードでも大丈夫なんですよ!
添削  :まあまあインベ構築みたいなもんすよ(オールドスクールはいいぞおじさん
A   :え!?ちゃばさんもオールドスクールを!?(流れ弾)
ちゃば :ぼくはVintageまででていっぱいなので・・・
B   :皆さんありがとうございます。
     カードプール見てみます。

ちゃば :…ちょっと自分も責任取ってカードプール見てきます

というわけで流れ弾が当たって4日でデッキを組みました。

メインボード。新枠使いまくった結果M10あたりのスタンみたいな見た目になった

途中まで「全部新枠とか旧モみたいなことできるんじゃない!?」と思ったもののOrder of ebon handsが用意できないことに気づいて諦めました。流石に流石に。
後ほど聞いたらフル新枠Foilの強者がいたそうです。すご…尊敬する…

R1 戦闘民族さん 白ウィニータッチ青赤 oxx

G1 後手スタートで沼・暗黒の儀式・Lotus・Hymn・ヒッピーと攻め立てるがヒッピーはソープロで処されつつサバンナライオンにちくちく削られる。
追加した黒騎士とお代わりのヒッピーを並べて盤面有利になったところでアタックするが、相手の場のミシュラの工廠をよくわかっておらず黒騎士を討ち取られてしまう。慣れてないフォーマットの弊害…!
しかしヒッピーがそのまま殴りきって勝ち。ヒッピー凄い。 1-0

G2 サバンナライオンに麻痺を貼ってゆったりスタート。白騎士とLeitbur、黒騎士とEbon handによるすれ違いビートが始まる。タイミング的には自分が先に殴りきれるか…?と思った所でLeitburに《魂の絆/Spirit link》が。

リミテッドか?強いんです。

魂の絆がついたOrder of Leitburを処理する手段はAeolipileしかない。そのままライフレースが壊れて負け。 1-1

途中で闇のフィクサーがやってきて「昭和のすれ違いやってるね~w」と言って去っていきました。確かに令和だとこういうの無いよね。

G3 相手ダブマリ。 ヒムがあったのでアド分で勝てるかなーと思ったら相手がサファイアアンリコからのスタート。セレンディブイフリートをお出しされる。凄腕の暗殺者でアタックを封じようとするがこれは稲妻!そのまま3/4というクソでかスタッツに殴りきられて負け。 1-2

R2 cookieさん 5Cエウレカ xoo

G1 黒騎士をおいて露天鉱床で相手の土地を攻め立てるが向こうの土地はMoxとあわせて順調に伸びていく。デッキがよくわからなかったので何かあってもいいように、と氷の干渉器とネビ盤を置いてしまったもののこれはミス。ネビ盤だけで良かった。センギアの吸血鬼が出てきたのでネビ盤を起動して自分の干渉器を流すことに。動く死体で帰ってきたセンギアの吸血鬼が硬い硬い壁になっている間、cookieさんはさらに土地を伸ばしていく。なんだなんだ…?と思った所キャストされたカードは

やったー!

「うわ~~~!エウレーカ!!!何が出てくるんですか!?」

オーバーキルーーーーーーーーーー!!!!!!

21点食らって塵になりました。 0-1

G2 エウレカからの即死をしたことでオールドってこんなに幅が広いんだ!とめちゃくちゃ楽しくなってきたG2。T2に黒騎士をおいて返すとT2にいきなりのeureka!2体のセンギアの吸血鬼が着地するがこちらのハンドが上だった。

のりこめ~

「あーっ!G1に余計なことをしなければ!でも気持ちいいからやりたかったんだ!」という悲鳴。

しかし試合はこのまま決まらない。マハモティジンを動く死体して盤面が硬直したところにこちらも干渉器からの凄腕の暗殺者で破壊を試みる。しかし暗殺者が酔っている間に干渉器に粉砕!ならば、とヒッピーとさらなる巨大戦車を追加して横から殴り切る作戦に移ったところで地震X=3で一掃!

マハモティジンが睨みを利かせる中更地になった所、自分にミシュラの工廠が追加されヒッピーとともに最後のライフを刈り取っていった。 1-1

G3 R2にしてすでにお腹いっぱいになっている。OSってこんなに楽しいんだ…!向こうが4マナ有るところでマナを立ててエンドしてきたのでヒムを打った所落ちたのがセンギアの吸血鬼とニコル。これ、4マナで動かなかったってことはそういうことですか…?
 次の手は予想通りニコル・ボーラスを動く死体!

しかしつられたのがニコル・ボーラスだったことがこちらには救いになった。陥没孔で唯一の黒マナ源を破壊すると維持コストが払えずニコル・ボーラスは墓地に帰っていく。センギアの吸血鬼だったら死んでいた…

相手の動く死体は阻止したものの、こちらもクロックがのびず、再びニコル・ボーラスのリアニメイトを許してしまう。こちらのハンドに対策はなく、祈るように引いたドローは…

どろう(正しくは『つち』ろう)

土牢のどろうで解決してしまったwww」「土牢なら仕方ない…w」とニコル・ボーラスは再び場を離れる。そのままビートを続けて勝ち切ることが出来た。 2-1


クソ長くなってきたんで続きます


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