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無料 1章 上昇2Dトレ 基本

1章 上昇2Dトレの基本

 上昇2Dトレは、“上昇力が強くなる日”を予測して行なうデイトレ方法です。
上昇力が強くなるとは、①レジスタンスを突破する、②下落してもサポートから上昇に転じる、可能性があることを意味します。
上昇2Dトレは、上昇シグナルが出た日の翌日に行うトレードです。上昇シグナルが出た日は上昇1日目となり、上昇2Dトレを行う日は上昇2日目となります。

(1)上昇2Dトレの基本形 

①:上昇2Dトレ当日、上昇力が強く、レジスタンスⓇを突破する。
※昨日の高値がレジスタンスⓇとなっています。
②:上昇2Dトレ当日、下落してサポートⓈにヒットして上昇に転じる。
※サポートⓈは、日足、15分足、5分足チャート、または、他の期間のチャートで見つけます。
※②では、上昇力が強い日でも、下落するときがあります。上昇2日目は強き予測なので、その下落はサポートⓈから上昇に転じる可能性があります。その時に行なうトレード方法が、②となります。
※①と②のパターンは、上昇2Dトレ当日に出るセオリー通りの動きとなります。

①は、Aパターン
②は、Bパターン、と呼んでいます。

ここでは解説していませんが、Cのパターンがあります。
Cのパターンは、想定外のパターンが出て無効となります。(厳密に言うと、すぐ無効となる場合もありますが、まずは様子見となって、無効となるケースが多いです)

※上昇2Dトレ当日、エントリー後に上昇力が強くならないときや、下落することがあります。それは失敗となるので、損切りします。

上昇2Dトレは、100%の確率で成功するトレード方法ではありません。必ず、失敗します。そのときは、損切りを行います。

(2) ①の15分足チャートでの動きの例

①:上昇シグナルとなる日の終値。
②:上昇2Dトレ当日、朝から上昇力が強くなる。その後、レジスタンスⓇである昨日の高値の下でベースを形成後、レジスタンスⓇを突破して上昇トレンドが始まる
※この例の15分足での動きは、基本的な動きの例です。いつもこのような動きになるとは限りません。

(3) ②の15分足での動きの例

①:上昇シグナルとなる日の終値。
②:上昇2Dトレ当日、下落から始まる。そしてサポートⓈにヒットして上昇が始まる。
③:その後、上昇トレンドを維持する。(理想的な動きとなっています。)

※例では、②のサポートⓈは、上昇1日目の15分足チャートの中にあります。いつも上昇1日目の15分足の中にサポートⓈがあるとは限りません。日足、週足、ときには、月足の中にサポートⓈが存在するときもあります。

※例では、②から③にかけて上昇トレンドを維持していますが、維持しないで下落することもあります。例は、サポートⓈからの理想的な上昇の仕方の例となっています。

まとめ
上昇2Dトレは上昇力が強くなる日に行なうデイトレードである。

上昇2Dトレとは、
1.上昇シグナルが出た翌日の上昇2日目に行うトレードである
2.レジスタンスを突破する可能性がある:Aパターン
3.下落してもサポートから上昇に転じる可能性がある:Bパターン
4.想定外の動きの場合は、様子見→無効となる:Cパターン

上昇2Dトレの手順
1.月足、週足、日足、で上昇シグナルを見つける
※上昇シグナルを見つけるとき、タイミングとサポートが重要。サポートを見つけるとき、すべてのチャートを使う
2.上昇2Dトレ当日にセオリー通りのローソク足パターンが出れば、エントリーとなる。15分足、5分足を使って、その日のエントリーポイントを見つける

大まかには、1と2の手順で上昇2Dトレを行ないます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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