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コンサルを辞めて衆議院議員秘書になったら①

前にコンサルを辞めたときの話を書きました。

で、衆議院議員秘書になったらどうだったかというと、選挙区のすべての有権者と接することになるかと思いきや、けっこう限られた人との交流だったのが意外でした。

コンサルの場合は顧客が中年以上の富裕層だったのに対し、秘書になったらぐっと年齢層があがって、ほぼ60歳以上の人たちと接することになりました。富裕層から貧困層まで広がるかと思いきや、あまりそんなことはなくて、地元で事業をやっている人とか、何とか会など何かしらのコミュニティを持っている人などが多く、貧困層を直接助けたりできるのかと思っていた私の考えはちょっと外れました。

向こうから来てくれた人は全て対応するのですが、なかなか来ないんですよね。秘書によっては面倒くさいから適当な対応する人もいるかもしれませんが、少なくても私は向こうから来てくれた人は全て対応しました。しかしメールだろうが直接来訪だろうが、何でもいいのでコンタクトをくれたらいいけど、来ないので、秘書がせっせと開拓するわけです。開拓するとなると、一人ひとり行くよりは、地元の有力者を当たっていった方が効率がいいので、やっぱり上に書いたような人たちとの交流になります。一人ひとりに接触する目的の活動もしますけどね。

困っている人ってあまりコミュニティに帰属していないですよね。自らコミュニティを作れたら目に留まるものの、そんな風に人々と自ら繋がれたらそもそも困らないし、繋がれなかったから困っているのかもしれません。コミュニティを作るといっても、そんなに大きなものじゃなくても、5人もいれば構わないんです。5人で会を作って政治家のところへ行けば、何かしらになります。

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