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スターはそこに生まれる

愛知県国体予選、日本リーグの覇者豊田合成ブルーファルコン対大同特殊鋼フェニックス。
豊田合成は日本代表や外国人選手が抜けた状態であった。
対して大同特殊鋼フェニックスは外国人選手が抜けた状態。

比較してみたら
万全じゃないのは豊田合成の方だとわかる。
しかし私は大同特殊鋼フェニックスが新チームとしていいスタートをきれることをなぜか自然と祈ってしまっていた。フェニックスの選手が笑ってほしいなと願った。

なお、私は大同特殊鋼フェニックスのファンではない…と思う。浮気者のにわかの戯言だと思ってあまり深く考えず流し読んで欲しい。

昨シーズン、私にとって大同特殊鋼フェニックスは数あるチームの一つだった。
アジアの宝、センターバックの東江雄斗選手を中心に据えた、伝統あるチーム。

が失礼極まりない発言であるが、東江選手が居ない時はなんとなく元気がないような印象を受けることもあった。ファンの方ごめんなさい。個人の感想です。個人の思い込みです。

そんな私が大同特殊鋼フェニックスに興味を持ったのは、絵を描くのが上手な中田選手末岡選手の絵を見たからだ。いや絵じゃないでしょ、ハンドボール見て?

彼らは楽しそうにフェニックスのキャラクターを描いていた。
絵に描くくらいチームが好きなんだなと思った。

それからしばらくして東江雄斗選手のジークスター東京への移籍が決まった。
私は勝手にフェニックスの心配をした。東江選手がいなくなって大丈夫なんだろうか。
いや大丈夫か大丈夫じゃないかはわからないけど、とりあえず一大事だなと思った。

ハンドボール界が移籍のことでざわつく中、杉本アナリストと末岡選手と堀田選手はヨッシーの絵を描いていた。
杉本アナリストのヨッシーがうますぎたことだけは伝えたい。
あと妙に値段が高いフェニックスモチーフの時計を買うか迷っていた。

その楽しげな様子にますますフェニックスが気になった。
だってエースが抜けるんですよ?
昨シーズンの日本リーグは豊田合成、トヨタ車体、大崎電気、大同特殊鋼の4強であった。そこに大量補強をしたジークスター東京が名乗りを上げることは間違いない。

そしてその混沌とした変化は、まるで戦国時代のようで、おそらく下位チームにも変化をもたらすと私は思う。来シーズンの順位予想は本当に難しいと思う。
4強の大同特殊鋼フェニックスとて油断はしていられない状況なのだ。

今日の試合は新生大同特殊鋼フェニックスの初陣だった。
何度も言うけど豊田合成はベストメンバーではなかった。

それでも
昨シーズン一回も勝てなかった相手。
エースだった選手の移籍。

怖気づき、萎縮してもおかしくない要因はあったと思う。
しかし新生フェニックスはやってのけた。

試合内容がわからないから何とも言えないし、試合内容がわかっても私は素人なので何とも言えない。

私の妄想でしかないけれど、今日を迎えるまでにフェニックスの選手達はそれぞれが覚悟を決め自分と向き合いチームを見つめてきたのではないだろうか。いや妄想でしかないけど。

私は言いたい。

新生フェニックス、おめでとう。
やっぱり大同特殊鋼フェニックスは不死鳥の名に恥じないチームだと伝えてくれてありがとう。

一つ確信がある。
エースが抜けた大同特殊鋼フェニックスだけれど今シーズン、たくさんスター選手が生まれるはずだ。いや今もいると思うけど、もっともっと輝くと思う。
希望ある場所には必ず光り輝くスターが生まれるものなのだ。

移籍した東江選手達もますますのスター選手になって欲しいと願っている。

来シーズンの日本リーグ、各チームでスターがたくさん生まれるのを楽しみに開幕を待ちたいと思う。


…生意気言ってすみませんでした🙇

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