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はり重の牛肉のつくだ煮

※2023年2月発行「Charming Times No.23」の「ちょう個人的!すっきやねん大阪 / 特別バージョン:おおさかもん」より抜粋


福嶋眞一

お久しぶりです。

皆さまお元気ですか?久々のおおさかもんです。
今回紹介するのは、はり重の牛肉のつくだ煮です。

はり重は、ご存じのように大阪を代表する肉の店です。この店では、黒毛和牛のめす牛を使っています。
ここでの代表格は、牛肉の味噌漬けですが値段が張るので、私はもっぱら牛肉の佃煮にしています。
あったかい白飯に合わせるのがベストです。適当な生姜としょう油味がしてもうたまりません。口の中で牛肉の繊維がほろっと解けます。普通は牛肉のつくだ煮と言えば、肉の形が残っているものがほとんどですが、この店のはもっと煮込んでいるというか肉の形はほとんど残っていません。そぼろ状になっています。私はつくだ煮というのであれば、そぼろ状になっていなくてはと思っています。
これで、1000円の安さです。未開封で製造日より120日間日持ちします。

本店は、道頓堀の松竹座の横にあります。純和風の建物で、木造3階建てです。
定休日は、毎週火曜日です。
店の2階、3階ではすき焼きが食べられます。2度ほど行きましたが、関西風の肉を焼き、しょう油と砂糖を入れるのではなく、割り下を使うようです。

本店にはレストランも併設されています。ここのビーフカレーも絶品です。この店のビーフカツは、揚げるのではなくフライパンに少しの油を入れて焼くといった感じになります。
ちなみに私はいつもビーフカツとアスパラのサラダをいただいております。

道頓堀という繁華街にあってそこだけ時が止まっているようになっている所がはり重本店です。


※2023年2月発行「Charming Times No.23」の「ちょう個人的!すっきやねん大阪 / 特別バージョン:おおさかもん」より抜粋
https://www.charmjapan.com/charmingtimes/charming-times-no-23/