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できそうでできない

自分はやればできる、ただやらないだけだ。ということは度々自己批判の的になる。そしてそのことさえも自分はよく分かっていると思っている。だからできることはちゃんとやるしできないことはそもそもやらない、そんな考えになっている。

でも本当はできると思ってやってもそう簡単にはできないのだ。少しのこと、ちょっと一声かけるだけのことができない。ちょっとだけ興味を持って話を聞こうと思ってもそのちょっとができない。少しだけ周りを見て楽しむ余裕を作れない。なんというか、相当なパワーが必要だ。

人生を形作る材料は行動だ。そう思えば行動しその結果を受け止めて楽しむという考え方ができる。そのために必要なのは、忙しい毎日の中で忘れがちだが関係性、つながり、絆である。その中に行動があり、そのことについて話し合える仲間がいる。よく人生を作り上げるベースだ。できるのにやらないという言い訳はこのベースが不足しているかもしれない。関係性を作るという行動もまたよい人生の材料であり、一番楽しめるものだ。

さて、できそうでできないを、やってみるかに置き換えて明日を楽しみにするとしよう。

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