見出し画像

過敏性腸症候群のごはん

過敏性腸症候群の子どもがいます。 
遡ること8年前、なんかお腹の調子が悪いな、下痢多いな、ガスがたまるな、ということが続き、子ども本人もそんなこともあるだろう、冷たいもの食べすぎたんだろう、くらいに思っていたようです。
が、冷たいものを飲んだり食べたりしてないのに下痢する、授業中にガスがたまりすぎて集中できない、ゲップがよく出る等日常生活に支障をきたすことが増え、不安になり病院へ行きました。整腸剤を出され、消化の良いものを食べて様子を見てくださいと言われ、薬を飲んでも一向に良くならず、他の病院へ行っても同じことの繰り返しでした。

何か情報はないものかとネットを徘徊するうちに、症状からして息子は過敏性腸症候群なのではないか?と思い、過敏性腸症候群の薬を出してもらうようになりました。しかし残念なことに飲んでも改善しませんでした。

その頃江田証先生の記事を見つけ、本を購入して食事内容を抜本的に見直し、低FODMAP食を実践することにしました。それから6年程経ち、今現在過敏性腸症候群の薬は飲んでおらず、食べ物に気をつけているだけでなんとか生活できています。
過敏性腸症候群の人が避けた方が良い食べ物のリストを初めて見た時、あまりの多さにびっくりしたのと同時にこれからどうやってごはんを作ったらよいのかと不安になりましたが、全部が全部駄目ということではなく、人によって少量なら問題がないものもあります。
お腹をこわしたら柔らかく煮たうどんやリンゴ、ヨーグルトと長年思い込んでいたのですが(実際乳幼児期にお腹をこわしたらこういうの食べさせましょうと教わりますよね…)過敏性腸症候群の人にとっては食べてはいけないものだったと知り、愕然としたのをおぼえています。
息子は小麦と玉ねぎ、にんにく、牛乳は完全に避けた食事をしています。我が家は過敏性腸症候群の子どもだけではないので、他の家族も満足できるような毎日の食事作り、お弁当作りは悩みのタネでした。少しずつ試した結果たどり着いた我が家の食事が、同じ悩みを持つ方々の参考になればと思い、noteを始めることにしました。よろしくお願いします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?