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嫁姑問題悩んでいる貴方!こんな時こそアドラー心理学

「嫁姑」の付き合い方をアドラー心理学で考えたい
今回お話しする内容は、私がアドラー心理学的にどうありたいか、ふるまいたいかの一意見を書くものですので、これが絶対的に正しいとも言いませんし、こうあるべきだ!と押し付けようとするものでもありませんので、参考程度に思っていただけたら嬉しいです。

|「嫁姑」ってネーミングが好きじゃない
女性と女性の二人の人間関係があって、たまたまそのうちの一人はご主人のお母さまという役割があり、そのうちの一人はご主人と結婚しているお嫁さんという役割があるだけの他と何ら変わらない一対一の人間関係なんです。

これは何も「嫁姑」だけに限らないんですよ。
例えば「介護」って名前も具合が悪いですね。「介護」じゃなくて、たまたまお手伝いが必要な人と、それをお手伝いする人の人間関係なんです。これも話すと長くなりそうなんでまたいつの機会かにしようと思います
|息子・ご主人は考えない
今回のお話はお嫁さんの立場でも、お姑さんの立場でも考え方は一緒であることを前提にお話ししていきます。

まず女性一対一の関係性が悪くなる場合、それはアドラー心理学では何かの目的のもとそのような状況をお互いが作り出していると考えたいです。

その目的の一つは息子・ご主人であったりするかもしれない。

だからまずは息子・ご主人といえどその人は今対峙している人間関係からしたら第三者ですので持ち込まず切り離した方がシンプルです。

|ルールは違うし、絶対的に正しいものはない
そして例えば他には自分のルールの正当性を競ったりする。
「そんなやり方ダメよ」とか「子どもにそれはしないでほしい」とか。

これももはや二人の構えが「戦い」になってる状態ですのでこうなってしまうのですが、とりあえずはそれぞれ自分のやり方があって、それが正しいと思っているし、自分のやり方を否定されて違う事されれば当然口出したくなるんです。許しがたいんです。負けた気がして。
人はそれぞれ主観の世界で生きています。目の前で起きている現象に対する受け止め方はひとそれぞれです。自分の理想であったり、世界はこういうものだっていうイメージも人それぞれです。一つとして同じ世界はないと思っていただいていい。

違うはずなんだけども、みんな違うことを受け入れたくないか、自分のイメージが正しいと思いたいのか、他人の世界観に対して寛容になれないことが多いらしく、トラブルにつながっていたりしますね

|相手は変えられない
こういったお話は「悪いあの人、かわいそうな私」になりやすいですね。アドラー心理学ではこういった意見の肩を持ちたくないんです。例えば「お義母さんがこんなにひどいことをしてきて、私はこんなつらい思いをした」ってのは問題が解決しないんです。これを第三者に言ったところで第三者は何もできない。事態を変えることができるのは当事者だけなんです。

つまり相手は変えられないんですね。

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