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意中の彼氏に振り向いてほしい貴方!アドラー心理学

アドラー心理学から学ぶ恋愛上達テクニック
相手」に貢献しよう
恋愛をするときに相手に自分のことを好きになってほしいと思うでしょう。ですが、それが募っていくと「相手に認められたいという(承認欲求)」自分勝手は欲求から相手との関係性が難しくなる場合もあります。自分の気持ちや欲求を優先させるのでは、恋愛もうまくいかなくなってしまうのです。

アドラー心理学では他社貢献によって、そういった承認欲求が消えると言われています。他社貢献は言葉そのままですが相手に貢献することです。「誰かの役に立っている」という貢献感が幸福なのです。またこの貢献感は、相手に感謝をされたから幸せなのではなく貢献できたことが幸せなのです。

100%を目指さなくてもよい!
あなたが料理を作った場合に、「美味しい」「ありがとう」を言って欲しいと思ってしまうはずです。言ってくれなければ喧嘩になりますし、相手の期待に100%応えようとするあまりに、自己犠牲をして尽くしてしまうこともあるでしょう。そうした、何かをした時に承認して欲しいと思う気持ちや、相手の見返りを求めるがゆえに自己犠牲になってしまうことが苦しみや喧嘩の原因になります。

アドラー心理学の考え方の一つに課題の分離という考え方があります。それは、自分の課題と他者の課題を分けて考えることです。しっかりと自分と相手の課題の間に境界線を引くことで、あらゆる人間の苦しみから解放されるとアドラーは言っています。

また、境界線を引くには、自分が操作できる領域と、操作できない領域を見分けることが大切です。変えられない物を変えようとして頑張ることほど苦しい事はないのです。そしてその変えられない物を変えようとすることで多くのストレスが起こります。恋愛でも、あなたが料理を作ったのに、相手が何も言ってくれなかったという場合に喧嘩が起こるカップルも多いかと思いますが、それも相手と自分の課題を分けて考えることが大切です。

「過去」を見ても始まらない!
アドラー心理学は、「行動や感情は、目的のために創りだされる」という目的論の考え方があります。過去受けたトラウマが行動や感情の理由のすべてではないということなのです。分かりやすく例題でお話します。ある女性は彼氏に以前暴力を受けていて、それから人と付き合うことが怖くなってしまい、恋愛が出来なくなってしまいました。目的論で解析すると、彼女は「暴力を受ける可能性を回避するために恋愛をしない」という選択をしています。万が一にも暴力を受ける可能性が嫌で出した結論です。目的論の反対に原因論というのがありのですが、原因論で解析すると「暴力を受けたのが怖くて恋愛できない」となります。

どちらが正しいのかというと、どちらも見方の問題ですので両方正しいといえます。ですが、人が行動を変えようと思った時に原因論の「過去の理由で〇〇ができない」となってしまうと、起こってしまった過去は変えられませんのでなかなか人の変化をつくるのは容易ではありません。ですが、目的論で整理した場合は「暴力を受ける可能性を回避するために恋愛をしない。」ですので、暴力を受ける可能性が無くなれば恋愛が出来るということになりますので、「他の目的のために、可能性はあるけど思い切ってやってみる」と選択し直せば、今まで出来なかったことが解決に向かっていくのです。ですので、出来ない理由を「過去のトラウマ」に見るのではなく、何の目的で今やらないと選択しているのか?を一度考えてみると良いのではないでしょうか?

 

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