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ギター② ギターの持ち方の常識のウソ


 「ギターを始めたけど、途中でやめちゃった。」という人の話をきくと、高い確率で持ち方を間違っています。
 「ギターを身体と平行にまっすぐ前を向けて」と思い込んでおられる人が多かったですが、これは間違いです。 
 「ギターを寝かせて指板を覗き込むのはだめ。」とも言いますが、これも間違いです。
 
 人間の体はギターを持つようにはできていません。
 ギターを楽に持てるようにするには、腕、肩の関節のすべてを、可動範囲の中心付近で使うようにすることです。
 俺の腕はこんなに広範囲に動くぜ、と思わないで、靭帯が張り始めるのはどこかを自分の腕で確かめます。
 ほぼ、シャドウボクシングのような腕の位置が楽なはずです。
 拳は多少、内側に回転した位置です。
 
 この姿勢にギターを差し込みます。
 ギターは多少寝た向き、ネックは45度くらい前に出ます。

 日本人は、「身体が痛くても、練習でそれを克服するのが上達への道だ」と思いがちですが、
 身体が痛いのは、やり方が間違っている証拠です。
 関節、筋肉がニュートラルな位置が構えの形です。

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