ギター㉘ ギターを始めるときのダメな例
他のもの、たとえば「デジタル回路設計者になりたい」とします。
大きなCADの画面で回路図を描いてる姿ってかっこいいとか考えて、
パソコンを用意して、
cadの使い方を勉強して、
それだけではデジタル回路設計者にはなれませんよね。
CADを操作して、ICを並べて、コネクタを並べて、電線でつないで、
と雰囲気を味わうことは出来ます。
必要なのは、設計仕様書という出来上がりを指定する書類です。
題材がないと設計は出来ないんです。
一番必要なのは、設計仕様書を用意する力です。
普通は、メーカーに入社して設計者の職を得て、仕事として設計仕事をもらいます。
趣味でやる場合には、「ディストーションのエフェクタでも作ってみようかな」と考えます。
それが第一歩です。
楽器を始めるときも同じ。
成果として何を生み出すのか、何の曲をどうゆう雰囲気で弾けるようになりたいのか、を生み出す力が一番重要です。
弾きたい曲がないのならば、楽器を始めるのはやめましょう。
あ、プロとして、好きでもない曲も弾けるようになってカネを稼ぐんだ!というのはアリ。
その場合は、守備範囲を明確にして、その中なら何でも、という設計仕様書になります。
やっぱり何が出来ないといけないか、は自分で考える必要があります。
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