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ギター⑰ 衝撃!ギターの練習をしてもギターはうまくならない


 普通の考えは、「繰り返し行うことで動作が習得できる」と考えます。
 しかし、ただ繰り返していても動作は習得できません。
 
 練習のメカニズムを理解することが重要です。
 ゆっくり考えながらなら出来ることを、自然に出来るように繰り返す、のが練習です。
 最初は大脳にやりたいことを刻み込みます。
 繰り返すことで、小脳にプログラムをコピーするのです。
 
 アタマに何もない状態で、ギターを持っても練習にはなりません。
 まず、大脳にやりたいことをおもいうかべないといけません。
 
 ギターを持っていないときに、ギターでどんな音を出したいのかを思い浮かべて、延々とアタマの中で弾きます。
 頭の中なので、ミスもしませんし、押さえきれずにコードが途切れることもなく理想的な音が鳴らせるはずです。
 
 これをやらずに、無の状態でいきなりギターを弾き出すと、下手な自分の音だけが頭の中に充満します。
 そこから上達するのは困難です。
 ギターを持てない、通勤通学の時間や、仕事中、授業中にアタマの中で音楽を鳴らし続けることが上達の近道です。
 
 アタマの中でギターが鳴れば、あとはそうゆう音が出るように実際にギターを持って練習することが出来ます。

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